海外で1日500円!「変なSIM」を使ってわかったメリット&デメリット

■SIMの貼り付けは慎重に!

ですが、出発を直前にして問題が発生! 「変なSIM」を使うために不可欠なAndroid版アプリのGoogle Playへの公開が延期されたのです。が、特別に用意されたダウンロードページがメールで案内され、無事に出発前にインストールできました。

▲変なSIMの利用には、まずH.I.S.モバイルのIDを取得する必要がある

▲取得したIDでログインして、決済に使うクレジットカードを登録

▲SIMと一緒に送られてくる「設定ガイド」を見ながら初期設定を行った

SIMには、一般的なプラスチックカードタイプと、SIMカードに貼り付けるシールタイプがあります。シールタイプは、日本国内で使っているSIMに貼り付けておけば、国内では日本のキャリアやMVNOのSIMとして使えて、海外では「変なSIM」を有効にして、その国のネットワークにつながる仕組み。つまり、SIMを抜き挿しする手間が省けるわけです。筆者は、迷わず貼るタイプを購入しました。

▲まず、SIMのトレイから透明フィルムをゆっくりと剥がし……

▲トイレのくぼんだスペースに今使っているSIMを置いて……

▲貼るタイプのSIMをしっかり貼り付ける

▲これで日本でも海外でも使えるSIMが完成!

▲筆者はSIMフリーの「HUAWEI Mate 10 Pro」に挿して使った

「変なSIM」をSIMカードに貼る作業は、同梱の「設定ガイド」に従って行いました。簡単に見えるかもしれませんが、実際には、「変なSIM」が付いた透明フィルムを剥がす時に「変なSIM」そのものまで剥がれてしまったり、SIMに貼り付ける際にずれてしまってやり直したりなど、かなり気を使う作業でした。

【次ページ】あとはアプリで簡単に設定できるはずだったが…

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