レザーマン「Style PS」が真の携帯できるマルチツールである理由

[5]ピンセット

塗装された柄の側には、⑦ピンセットも隠れています(上の画像は少し引き出した状態)。

先端が斜めになっていて、合わせの精度が高いので、トゲ抜きとして活躍してくれそう。キャンプで薪を素手で触ってトゲが刺さる可能性だってありますからね。そんな“いざという時”に出動する機能です。

 

[6]カラビナ兼栓抜き

「Style PS」のデザインで最も特徴的なのが、この⑧カラビナ。本体の端がカラビナになっているので、とにかく携帯しやすい。

カバンのファスナーに付けて…

ズボンのベルトループに付けて…

常にすぐに手に取って使える場所にぶら下げておける。これこそ「Style PS」がデイリーユースにぴったりな理由のひとつだったりします。

さらにこのカラビナ部分は、⑨栓抜きとしても使えます。

最近は瓶飲料でも栓抜きの必要ないモノが増えましたが、いつ栓を抜かなきゃいけない時がくるか分かりません。そう、これだって“いざ”って時にあると助かる機能です。

 

■まさに日本のためのレザーマン

閉じると全長約7.5cm。重さは44.7gという小さな小さなレザーマンですが、なんといってもナイフレスであることがポイントになります。これによって、日常で持ち歩けるマルチツールとなるのです。

小さいので、キーホルダー代わりに使えば、カバンに入れ忘れたなんてこともなくなりますしね。

アメリカにはEDC(Every Day Carry)という言葉があります。“普段持ち歩くモノ”という意味ですが、EDCで検索すると、多くの人が小型のライトとともにマルチツールを持ち歩いていることが分かります。もちろんアメリカと日本では法律が異なるため、日本で刃物を持ち歩くことはできません。それに刃物を持ち歩くのは、いろいろと危ないことも事実です。とはいえ、ナイフが付いていなくても、それ以外の機能にだって何かあった時に活躍してくれるのがマルチツールなわけで、まさにそんな日本の事情に合わせたレザーマンが「Style PS」なのです。

ということで、「Style PS」を入手したので、今後は常に携帯して、いざというとき頼りになるナイスガイになるべく精進していこうと思います。

指にトゲが刺さった! という時はぜひ声を掛けてくださいね。

>> レザーマンツールジャパン

 


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(取材・文/&GP編集部 円道秀和)

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