インスタントラーメンのセルフ調理器がある~世界の家電【シンガポール編】

■ディープなアイテムに出会うならココ

続いて秋葉原に近い印象の「Sim Lim Square(シムリムスクエア)」は、よりディープな世界観でしたよ。

▲ローチョー駅からすぐの所に位置。施設内のフリーWi-Fiの安定性が良く、調べ物時にとても助かった

6階建てのビルには、スマホやPC、ケーブルやオーディオなどの黒物系のテナントが軒を連ねます。90年代に発売されていたiMacとの再会を不意打ちで果たした時には、エモ過ぎて思わず叫びだしそうになりました。

▲き、君…! 随分と久しぶりだな

手頃な価格のスマートウォッチやノイキャン付きイヤホンなども豊作で、あとはとひたすらゲーミングPCやコントローラーなど、ゲーマーにはたまらないであろうグッズも多数。日本メーカーの製品では、EPSONやRICOHのプロジェクターが際立っていたのが印象深いです。

▲ガチ感のあるコントローラーたち

尚、近くのコンビニでは、日本ではまだ一度も目にしたことがない「インスタントラーメンのセルフ調理器」が設置されており、思わず二度見してしまいました。これは日本のコンビニでも是非浸透して欲しい。

▲セルフクックラーメンステーション。若い女性が普通に利用していた

▲IHヒーターが二口搭載していて普通のインスタントラーメンよりも少し凝ったラーメンが作れる

ちなみにシンガポールでは共働き世帯の割合が半数以上を占め、女性の社会進出も進んでいるとのこと。外食文化が盛んで自炊率が低く、メイド制度もあることが関係しているからか、調理家電の種類は日本ほどは遭遇しなかったように思います。

同国の面積は、約720平方キロメートルと東京23区と同程度であるものの、経済発展に伴い埋立事業が加速し、毎年少しずつ拡大しているそう。移民が多く、民族の構成が多様なため観光者にとても親切な印象でした。

▲王道のマーライオン

現地での移動は、日本よりも低価格のタクシーが便利でした。通常のタクシーだけでなく、「Grab」というウーバーのようなアプリも併用すると快適なので、オススメします。地下鉄の券売機ではカードが使えないものがいくつかあったので、シンガポールドルは多少用意しておくのが吉。

現地で飲むタイガービールの豊潤さは筆舌にしがたい、おいしさでした(笑)。そんな勢いの増していくシンガポールの家電に、あなたも実際に触れてみてはいかがでしょうか。

 


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(取材・文/奈津子)

 

natsuko_profile

なつこ/女優・タレント

ドラマ、CMの出演多数。「家電アドバイザー」資格を取得し“家電女優”として雑誌、webメディアなど活動のフィールドを広げて活躍中。TOKYO FM「Skyrocket Company」レギュラー出演中(火曜18時〜)。instagramは 「natsuko_kaden」、Twitter「natsuko_twins」

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