作業効率はもちろんアップ!タスクライトの機能美にそそられました

<&GP編集部員が買ってみた!使ってみた!>

在宅ワークも2ヶ月が経ち、自宅でもそこそこ働きやすい環境が整い、ペースがつかめてきたこともあり夜遅くまで作業することもあります。ところが、ひとつ快適に仕事をするのに足りないものがありました。

そう、夜間作業に欠かせないタスクライトです。

仕事部屋の明かりは蛍光灯が1つ。壁を向いて作業をしているため、右肩斜め上から照らされます。肩で影になり、手元は若干暗く、夜のPC作業で目の疲れを感じていました。

厚生労働省が定めるVDT(Visual Display Terminals)作業に適した環境のガイドラインによると、作業環境管理1.(照明及び採光)のロ.は「ディスプレイを用いる場合のディスプレイ画面上における照度は500ルクス以下、書類上及び キーポード上における照度は、300ルクス以上とすること。 また、ディスプレイ画面の明るさ、書類及びキーボード面における明るさと周辺の明るさの差はなるべく少さくすること」とあります。

とはいえ、500ルクスがどの程度か実感値として分かりにくいのでアプリを照度を測れるアプリを使ってみると、ディスプレイが最大照度で450ルクス(目の位置から測ると250ルクス)、キーボード上が20ルクスでした(これが本当に正しいのかは分かりません…)。

もともと暗い上に基準値より下回っていることもあり、以下の要件のタスクライトを購入することにしました。

・角度調整ができること
・目に優しいこと
・明るさ調整ができること

最近はおしゃれで高性能なモデルも多いのですが、使う時間と価格とのバランスを考えるとなかなか手を出せないので、タスクライトの定番、山田照明の「Zライト」を選択。中でもシンプルな機能の「Z-10R」(1万9580円)を入手しました。

決め手となったのは、やはり長年の経験から培われた信頼性(なんと初代は1954年発売!)と、Zライト特有の水平を維持して可動するアーム、演色評価数(Ra)が高いLEDを採用(高演色とは100に近い方が自然にということで、より高額なライトにはより高演色なLEDが採用されています)、そして工業製品らしく価格が抑えられている点にあります。

【次ページ】工業製品らしい無骨な造形美

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