ソロキャンプにあると助かる薄くて小さな最新ミニテーブル3選

■大きくなっただけじゃない「フィールドホッパーL」

ノーマルの「フィールドホッパー」と比べると違いは一目瞭然。297×210×78mm、重さ395gから、420×297×H110mm、重さ1.2kgにサイズアップ。天板が2倍になって、高さも微妙に高くなっています。「フィールドホッパー」と「フィールドホッパーL」を並べても同じ高さにならないのはちょっと残念ですが、やや高くなることでローチェアから手を伸ばしやすくなりました。

▲勝手に開いてくれる!

▲折って脚を中に押し込むだけ

たたみ方・開き方は同じ。開くだけで脚が飛び出して準備完了。たたむときは半分に折り、サイドに飛び出ている脚を押し込むだけ。なんだかマジックをしている気分になれます。

そして待望のストッパーが付きました。そもそも上に何かを載せているときにテーブルを動かす場合は慎重に両手で運びますが、それでもストッパーがあるとないとでは安心感が違います。

収納サイズは420×155×H30mm。細長く、スッキリしているので隙間に差し込んでもほかの荷物にひっかかりません。

分離型ストーブを丸ごと載せられる広さです。ソロキャンプであれば「フィールドホッパーL」はメインテーブルとして十分でしょう。

>> SOTO

 

■使い方によって天板を選びたい「アウトドアテーブル」

ホリデーロードの「アウトドアテーブル」は、アルミ板を使った耐熱使用「アウトドアテーブルFire」と、耐熱性はないものの軽さが際立つアルポリック板を用いた「アウトドアテーブルlight」の2種類がラインナップされています。どちらも収納サイズは295×186×H13mm。薄さは同じですが、「Fire」は238g、「light」は180g。素材の違いにより重量が異なっています。

2本の脚はパタンとたたむだけ。ですが、脚を取り付けているアルミプレートは、たたんだときに脚が当たる部分を樹脂でカバーしています。これにより脚がきっちり閉じ、パックから取り出すときに“脚が開いてとりにくい”なんてことを防ぎます。単純ですがここらへんの芸の細かさが光ります。

使用サイズは295×186×H93mm。ローチェアから手を伸ばすときはやや前屈みになりますが、姿勢を崩すほどではありません。

脚をたたんだ状態でも使えます。トレッキングに持っていき、足場の不安定な場所で休憩するときもこれなら安心。

耐熱性のある「Fire」は上で火器を使えます。ファミリーキャンプで鍋料理をするときは、家族で囲む広めのローテーブルに「Fire」をたたんで載せてバーナーシート代わりにしてもいいですね。

オールアルミ製の「Fire」は、焚き火台のそばで使っても安心です。

[出典]ホリデーロード

別売で「Fire」を2台つなげる「連結パーツ」(1600円/税別)も用意されています。これならバーナーのほかにカップも置けますね。

[出典]ホリデーロード

「light用連結パーツ」(2800円/税別)は、写真中央の板と連結パーツ4本のセットで、2台を使って3倍の広さを生み出せるんです。

残念ながら天板の厚みが微妙に異なるので「Fire」では「light用連結パーツ」を使えません。

>> ホリデーロード

*  *  *

準備も撤収も簡単なミニテーブル。軽くて持ち運びしやすいので2つ、3つ並べることを考えて選んでもいいですね。

<取材・文/大森弘恵 写真/田口陽介>

大森弘恵|フリーランスのライター、編集者。記事のテーマはアウトドア、旅行、ときどき料理。Twitter

 

 

 

【関連記事】

◆スナグパックの新作「コット」はキャンプにもツーリングにもいい感じ
◆巻物から取り出すソロ用の「ニンジャテント」は驚きのカラクリが満載でした
◆これが1000円ちょっと!? 専業メーカーの焚き火用革手袋は高コスパで高性能!

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする