ポーターの名作「タンカー」の新色アイアンブルーはグッと大人な雰囲気です

■大人スタイルに合わせるならシャツセットアップが本命

▲サイズ:W33×H43×D13cm、重さ:550g、容量:16L

7年ぶりの新色は待望のネイビー系。日本の伝統色である“鉄紺”の深みのある色合いは、上品で落ち着きがあります。品のある色味とタンカー特有の光沢感による上品な見た目はさすが。

普段のカジュアルスタイルにバックパックを合わせると少年っぽくなりがちですが、このバッグならシックで品格のあるスタイルに格上げしてくれます。

スーツでも定番のネイビー系は男性にとって馴染みのある取り入れやすいカラー。知的や信頼などの印象を与えてくれる青は、清潔感、誠実さを表現するのにぴったりです。また、髪の毛が黒色の要素も持っているため、コーディネートしやすいのもポイント。基本的に合わない色がないという汎用性の高さもネイビー系の特徴です。

そんな“アイアンブルー”のバックパックにはトレンドのシャツセットアップがオススメ。

「休日やカジュアルのセットアップはちょっとハードルが高い」という声をよく耳にしますが、色と素材が揃っているセットアップは上下バラバラでコーディネートするよりも簡単に上品さが取り入れられるコーデ。シャツのセットアップなら暑い夏でも快適に上品さを取り入れられます。

セットアップのオススメカラーはチャコールグレーなどのグレー系。グレー×ネイビーはジャケパンでも鉄板のキレイめな合わせ方。上品な色同士の組み合わせなので手軽にきちんと感を演出できます。

ベージュなどのアースカラーもしっくりきます。クールな印象のネイビーも、ベージュと合わせることで柔らかい印象に。明るいトーンのベージュは夏でも取り入れやすい上に、秋口でも取り入れられる人気のカラー。また、パンツだけ使用するなど別々に使えるのも魅力です。ちなみに、中に着るTシャツはネイビーが映える白がオススメです。

「タンカー」といえばオリジナルカラーの“セージグリーン”。定番のこの色は白いトップスにチノパンなどのシンプルなカジュアルスタイルにピッタリ。デニムなどさまざまなスタイルにあう色味ですが、アースカラーでまとめてあげると、統一感も生まれ調和の取れた落ち着いたコーディネートになります。カジュアル度を高めたい時やラフなスタイルにしたい時にオススメです。

ブラックはオックスのシャツにデニムなどのアメトラを意識したスタイリングに。セージグリーンに比べて落ち着いた雰囲気のブラックはブリーフケースなどアイテムを変えればビジネスでも愛用される人気カラーです。また、タンカーは男女とも使えるジェンダーレスなデザインと時代に流されない定番性も魅力。パートナー間でシェアするのはもちろん、経年変化したタンカーを次世代に引き継ぐこともできちゃう普遍的な魅力があります。
 

【次ページ】「タンカー」らしいディテールは昔と変わらない

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