【画像】話題沸騰!「スター・ウォーズ展」攻略ガイド


焦る気持ちを抑えつつ、まずはエレベーターで52Fへ。すると来場者を出迎えてくれるのは、メディテーション・チャンバー(EP5に登場する瞑想室)に鎮座するダース・ベイダー卿だ。さらに、中空には建造中の巨大なデス・スターと、窓一面にブラスターを構えて勢揃いしたストーム・トルーパーたち。ここでは1時間に1回、音と光のショータイムがある。荘厳ささえ感じるその空間に、エントランスからドキドキが止まりません!

Section1:~スター・ウォーズの原点~


そこから進むとまず目に飛び込んでくるのは、ジョージ・ルーカスがスター・ウォーズを構想する段階でインスピレーションを受けた作品などを説明したパネルとショーケース。R2-D2とC-3POのドロイドコンビのモチーフとなった黒澤明監督の「隠し砦の三悪人」や、世界の神話から普遍的なストーリーテリングを見出したこと、さらに少年時代に没頭した宇宙冒険ファンタジー作品を知ることができる。こうしてみると、あらためて黒澤明監督の影響力の大きさを実感。及ばずながら筆者も日本人として、竹刀の一つも振らねばならんと身が引き締まる思いです(見当違い!)

 

Section2:~フォースの光と闇~


各エピソードの説明パネルが置かれた廊下を通過すると、Section2へ。ここには、中央を堺に光と闇の勢力に別れたライトセーバーが展示されています。一望すると気付くと思いますが、ライトセーバーの“柄”の部分は、それぞれ持つ者によってデザインが大きく違うのです。所持している人物のフィギュアも同時に飾られているので、再度スター・ウォーズを見直す際にチェックしておくと楽しみが増えるはず。ちなみに、光のフォース側に置いてあるマスター・ヨーダのでっかいフィギュア、……ちょっと怖いです(笑)。

 

Section3:~戦いと兵器~


さ~、模型好きには堪らないセクションがこちら。今までの劇中を再現した精巧なフィギュアの数々が見られますよ。個人的にツボだったのは、Episode1で“C-3POが頭部を入れ替えられたまま戦闘に巻き込まれるシーン”を再現したもの。ケース内でアタフタしていているようで、妙にかわいい。「いや、どのシーンに使われていたかなんて、はっきり覚えてないな~」という人もご安心を。入って右側のフィギュア群は、上部モニターで使用シーンの映像が流れています。親切!

 

Section4:~サーガと運命の肖像~


次なるセクションに展示されているのは、実際に撮影で使用された衣装や小道具。そして、壮大なサーガを背負った運命を持つ登場人物たちの肖像画だ。カーボンフリーズされたハン・ソロの隣でドヤ顔(!?)をする賞金稼ぎのボバ・フェットが、なんともいい雰囲気です。と、ここまで展示品を見てきて、何かに気付いた人もいるはず。それは、展示品の近くに置かれた説明プレートの色。これが白と黒の2種類あるんです。一体これは何かというと、“白”はレプリカで“黒”は実物ということらしい。事前に知っておくと便利かも。

 

Section5:~銀河と生態系~


スター・ウォーズといえば、さまざまな種族が入り乱れ物語を成しています。その特徴的なキャラクターたちも魅力のひとつ。そんな愛すべきコスチュームなどが、このセクションでは堪能できます。入って左側には、横たわったジャバ・ザ・ハット、さらにイウォークやチューバッカがケース内に展示。ひときわ怪しげなオーラを放つジャバ様に触りたい気持ちをグッとこらえて、最後のセクションへ向かいましょう。

 

Section6:~ドロイドが見たサーガ~

C-3POとR2-D2が飾られてあるケースを過ぎると、そこは最後のセクション。全てのエピソードに登場するこの名コンビが振り返る名シーンを映像で楽しめます。小さいころに見た覚えのある人も、今も変わらず好きで追いかけている人も、心躍らせる貴重な展示品の数々。12月の新作公開まで待ちきれなくことうけ合いですが、ぜひこの機会にスター・ウォーズの世界へ足を踏み入れてほしいと思います。

 

まだまだ終わりじゃない!


あれ、もう帰るつもりですか? そうです、お土産を買わないと! 公式ショップには限定モノのアイテムなどが販売しています。さらに! 屋上スカイデッキにエレベーターで上がると、ダース・ベイダーとの記念写真も撮れるというサービスも。ジェダイの騎士となって向い合うもよし、暗黒卿のシスとなって並んで撮ってもいい思い出になるでしょう。

 

  • 日時:2015年4月29日(水・祝)~6月28日(日)10時~22時 (最終入場:21:30)  ※会期中無休
  • 場所:六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー内スカイギャラリー(六本木ヒルズ 森タワー52階)
  • 入場料:一般1800円、高校生・大学生1200円、4歳~中学生600円、シニア(65歳以上)1500円

(取材・文/三宅隆)

 

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