新型SIMフリースマホ「OPPO Reno7 A」はデザインと手に伝わる感触が◎!

■薄くて軽くて、背面はサラサラ

OPPO Reno7 Aは約6.4インチの有機ELディスプレイを搭載。横幅は約73.4mmで、最近の5Gスマホの中では、スリムな方です。厚さは約7.6mmで、重さは約175g。正面・背面ともにフラットで、カメラ部もさほど出っ張っていないので、スペック以上に薄く軽く感じました。

▲約6.4インチの有機ELディスプレイの解像度は2400×1080ドット。リフレッシュレートは最大90Hz

▲約7.6mmという薄さで、画面サイズにわりには約175gと軽い

デザイン面での特徴となっているのが背面パネルの質感。独自の「OPPO Glow」という技術を採用し、キラキラとした光沢感を備えつつ、サラサラとしたマットな手触り。筆者は淡い水色の「ドリームブルー」を借りましたが、黒にも紺にも見える「スターリーブラック」にも同じ加工が施されています。

▲カラバリはドリームブルーとスターリーブラックの2色

▲マットな質感で指紋が付着しくいことも利点

▲光の当たり方によって表情が変わる

デザインチームには、日本のデザイン会社(社名は明かせないが、誰もが日常的に目にする製品をデザインしている会社とのこと)も参加し、日本のユーザーが愛着を持って使い続けたくなるデザインを追求したそう。たしかに、このデザインを嫌う人は多くはないでしょうし、かといって平凡で飽きが来るわけでもない、そんな上品なデザインに仕上がっています。

 

■3年間使い続けてもサクサク操作できる新機能を搭載

OPPOによると、今回のReno7 Aは、昨今のユーザーニーズをリサーチして、“長く使えること” を重視して開発したそうです。

近年、スマホの買い替えサイクルは長くなる傾向にあり、1台を3〜4年使い続ける人が多いようです。OPPO Reno7 Aは、メモリ圧縮方式の変更によって、効率よくシステム稼働領域を維持する仕組みを導入。具体的には、購入から36か月間でのシステム劣化具合を5%以下に抑えて、日常でよく使うブラウザやカメラなどのアプリは、買ったときと同じようなサクサクとした操作感を維持できるとのこと。実際に使い続けないことには、その効果は実感できませんが、長く使い続ける上での安心感は増したと言えるでしょう。

▲プロセッサーはミッドレンジ向けのSnapdragon 695 5Gを搭載。基本アプリはサクサクと操作でき、「Geekbench 5」というアプリでベンチマークを測定してみると、ハイエンドモデルに近いスコアを記録した

RAM(メモリ)は6GB、ROM(ストレージ)は128GB。ミッドレンジのスマホとして標準的なスペックですが、複数のアプリを同時に起動したり、マルチタスク操作が多い人に向けて、RAMを拡張できる機能を備えています。ROMの空き容量が十分に確保されている場合に、ROMの一部をRAMとして使える仕組みです。長く使い続けるうちに、スマホの用途も変わるでしょうから、この仕組みの恩恵を受けられる人は少なくないでしょう。

▲最大で+5GBまで、RAMを拡張できる機能を搭載

バッテリー容量は4500mAh。5Gのミッドレンジスマホとしては妥当な容量です。急速充電は18WのUSB Power Delivery 2.0に対応していますが、充電器は同梱されていません。電池持ちを長くする「省エネモード」や、過充電を抑えて電池寿命を長くする機能も備えています。

▲そもそも電池持ちは良さそうだが、ふたつの省エネモードも用意されている

▲電池の劣化を抑える機能も搭載

 

【次ページ】カメラはなかなかの性能。だけど…

この記事のタイトルとURLをコピーする

関連するキーワード