過去の名車から最新モデルまで一堂に会す「ウニベルソ・フェラーリ」に「プロサングエ」も初お目見え

フェラーリが「ウニベルソ・フェラーリ」と題した、ファンのためのイベントを開催しました。お金があってもなかなか買えないフェラーリ。お金があまりないファンも大切したいと、過去の“名車”から最新モデルまで集めて、一般向けにフェラーリワールドを広く見せてくれるというイベントです。

▲2021年に発表されたプラグインハイブリッドスポーツ「SF90スパイダー」

2019年にフェラーリ本社があるイタリア・マラネロで第1回が開催され好評を博した「ウニベルソ・フェラーリ」。

このイベントのミソは、「上顧客にしか公開してこなかった“内側”を、多くのファンに見てもらいたい」ところにあります。フェラーリのスポークスパーソンを務めるチーフ・マーケティング&コマーシャルオフィサーのエンリコ・ガリエラ氏は、そう教えてくれました。

コロナ禍のため間が空いたあと、第2回めの開催となった2022年11月26日から29日にかけての「ウニベルソ」。舞台は、豪州シドニーでした。英国的な伝統もあるのか、ぜいたくな雰囲気の競馬場内に新設された施設を使い、真っ赤な壁を特別に作り付け、わざわざ敷き詰めた赤いカーペットが来場者を場内へと導いてくれました。

▲シドニーのロイヤルランドウィック競馬場に新設された「WINX」が「ウニベルソ」の舞台

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