ヘレとしては60年ぶりの新設計!アウトドアシェフナイフ「デーラ」のマルチさに感動

【アウトドア銘品図鑑】

ノルウェーで90年以上もの間、熟練の職人が手がけるナイフブランド、ヘレナイフ。
刃物であるからには切れ味がいいのは当たり前。ヘレナイフでは創業時より「使い心地がよく、見た目も美しい、確かな道具を作る」という哲学のもと、自然をイメージする美しさが盛り込まれ、ユーザーのもとで“品格あるエイジング”を楽しめるようデザインされているんです。

日本でもその美しさと品質の高さでアウトドア好きを魅了していましたが、芸能界きってのキャンプ好き、ヒロシさんがヘレナイフの「ディディ ガルガル」を愛用していることでより広くその名が知れ渡ったのはご存じの通り。

機械による大量生産ではないのでどれもそれなりの値段ですが、決して高嶺の花ってほどではなく「いつかはヘレ!」なんて思わせるブランドです。

そんなヘレナイフが昨年末、新しいプロダクトを発売しました。それが「デーラ」(2万7500円)。

なんとヘレナイフとしては60年ぶりに設計・製造されたアウトドアシェフナイフなんです。

“シェフナイフ”なんて気取って言ったところで結局包丁なんでしょ? と侮るなかれ。
料理が楽しく、キャンプでも自宅キッチンでもついつい手が伸びる包丁に仕上がっているんです。

 

■三徳包丁っぽいけれど厚みが違う

「デーラ」はノルウェーのシェフ、マルギット・デーラさんらと1年かけて共同開発したシェフナイフです。

ノルウェーの農場で生まれ育ち、伝統料理に詳しいデーラさんはジビエ料理も得意。自宅でストレスなく使え、アウトドアにも持っていきやすい絶妙な設計となっているんです。

▲ヘレナイフらしい円筒に入っている

【次ページ】三徳包丁と牛刀をミックスしたような刃

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