リュックの背中、汗でびっしょり問題。3300円で夏の通勤リュックの背中が涼しくなるぞ

気になる点もあります。まずは背負い心地。パネルを一枚挟むぶん、リュックの角度がわずかに変わるからか、肩まわりのフィット感が本来のものとは少し違ってきます。具体的には背負ったときにほんのり窮屈で、肩にかかる荷物の重さをいつもより感じるような感覚。とはいえ、一日じゅう背負いっぱなしにするわけでもないので、私はまあ許容範囲かな、というところ。ミレストのリュックに合わせたらどうなるんでしょうか。

▲ハンディファンを差し込んで軽く固定される仕様のゴムバンド

もうひとつ気になっていたのが、名前に入っている“ファン”機能。このパネル、ハンディファンを取り付けられる構造になっているんです。背中を風で冷やしながら通勤、なんて絵を思い浮かべるとなかなかユニークですよね。ただ、一緒に購入したミレストのハンディファンを合わせてみたのですが、正直、風の存在をほとんど感じられず…。使い方が悪いんでしょうか。

▲これで背負うとなんとなく背中に当たってる感じもする。ミレストのリュックだと違うんだろうか…

おそらく、パネルとリュックのあいだの空間が、ファンがしっかり吸気できるほどには広くないのが原因かなと。使うリュックによっては変わりそうな気もするので、そこは新しいバッグを手に入れたときにまた試してみたいところです。

※実際の様子は動画で。

▲バッグ上部にハンドルがあるなら、ハンドルも巻き込んで取り付けたほうが固定されて使いやすい

最後に、取り付け方でひとつコツを。このパネルは上部のバックルをショルダーベルトに回して留める仕様で、ベルトの太さに合わせられるようになっています。ただ、高さのないリュックだと、下ろして置いたときにパネルがずるっと落ちてきてしまうことがある。私のMatadorはまさにこれで、油断するといつもパネルがずれています。対策は簡単でトップにハンドルが付いたリュックなら、トップハンドルにもバックルを通しておくこと。これだけでずれなくなってぐっと快適になりました。

と、こうして並べてみると気になる点もそれなりにあるのですが、それでも私はもう、夏の通勤ではこれを手放せなくなってしまいました。私の場合、背中がびっしょりになるあの不快感がかなり減るメリットのほうがずっと大きい。リュック通勤で夏の背中に毎年うんざりしている人。もしいるなら、一度チェックしてみては。

>> MILESTO

<文/山口健壱>

 

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