■Pixel 11 Pro/11 Pro XLは、カメラ性能がさらに進化
Pixel 11 Pro/11 Pro XLはディスプレイの大きさとバッテリー容量を除けば、他の機能や仕様は共通。純粋に画面の大きさを求める人はXLを選ぶといいでしょう。ただし、ずっしりとした重さがあるので注意が必要。
▲左が6.3インチ画面のPixel 11 Pro、右が6.8インチ画面のPixel 11 Pro XL。Pixel 11 Pro XLは226gと重く、長時間手に持って使うと疲れそうだ
▲背面パネルは磨りガラスのような質感
スタンダードモデルのPixel 11と比べた場合の優位性はカメラ。とくに望遠カメラの進化が著しく、前モデルでは最大100倍だった超解像ズームが最大120倍まで撮れるようになりました。
▲超広角も望遠も高画質で撮影できる3眼カメラを搭載
▲超広角(0.5倍)で撮影
▲広角(1倍)で撮影
▲広角(2倍)で撮影。光学ズーム相当の画質で写る
▲望遠(5倍)で撮影
▲望遠(10倍)で撮影。光学ズーム相当の画質で写る
▲最大120倍の「超解像ズーム Pro」で撮影。AIによって鮮明な画質に補正される
▲なお、AIで補正されないオリジナル画像も保存される
Pixel 11 Pro/11 Pro XLには「インスタント夜景モード」も追加されました。夜景モードでの撮影が最大4.5倍高速化したとのこと。実際に撮影してみると、Pixel 11ではシャッターを押した後に3秒じっとしていなければならないところ、Pixel 11 Proでは1秒で撮影が完了するなど、進化は明瞭でした。その分、手ブレも軽減できるわけで、暗い場所で撮影することが多い人への恩恵は大きいでしょう。
▲夜景の撮影画質は前モデルと同等。だが、撮影時間が大幅に短縮化された
もちろん、Pixel 11と同じように、「カメラスタイル」「マジックキャプチャー」「クリエイター スイート」も楽しめます。
Proだけの特徴として「HiLight」機能が追加されています。背面のカメラバーに5色に光るLEDが搭載されていて、「連絡先」で「お気に入り」に登録した人から着信した場合に、指定した色で光る仕組み。Pixelを机の上などに裏向きにした場合にのみ有効になる機能です。筆者のようにガラケーから使っていた世代には、懐かしく思えました。
▲HiLightはお気に入りに指定した連絡先に設定できる
▲その連絡先から着信すると、指定した色で光る
なお、これまで搭載されていた温度計機能はなくなっていました。
■Pixel 11 Pro Foldは軽量・スリム化を実現
折りたたみ端末であるPixel 11 Pro Foldの最大の進化ポイントは薄く、軽くなったこと。折りたたみ時の厚さは10.8mm→10.1mm、開いた状態では5.2mm→5mm、そして、重さは258g→239gと、前モデルから大幅な軽量化が図られています。
▲折りたたみ時は6.5インチの外側ディスプレイを使う
▲開くと8インチのメインディスプレイが現れる
▲前モデルよりも薄くなり、閉じた状態での使用感が向上した
▲従来モデルと同様に、フレキシブルなスタイルで使える
カメラのスペックは前モデルと同等。望遠カメラは光学5倍で、10倍も光学ズーム相当の画質で撮影可能。前モデルでは最大20倍だった超解像ズームは最大30倍へと進化しています。
▲開いて撮影する場合、写される人に目線を向けてもらうためのアニメーションを表示させたり、プレビューを表示して、写り具合を確認してもらうことも可能。もちろん、自撮りにも便利
他の3モデルと同じように、「カメラスタイル」「マジックキャプチャー」「クリエイター スイート」といった新機能も楽しめます。
注意すべきは、バッテリー容量が5015mAh→4806mAと減ったこと。それでも24時間以上の連続駆動を見込めますが、ヘヴィユーザーは注意が必要です。
今年はすでにOPPO、サムスン、モトローラが横開きタイプの折りたたみスマホをリリースしています。さらにアップルからも…という噂もあります。Foldは、他社の競合モデルともじっくり比較して選ぶべきでしょう。
■実機を気兼ねなく試せる直営ショップがオープン!
Google Pixel 11シリーズは通信キャリア各社も取り扱っています(※キャリアによって取り扱うモデルは異なる)。また、今シリーズから一部の家電量販店でSIMフリーモデル(オープンマーケットモデル)が買えるようになりました。どれを買おうか迷った場合は、店頭で実機に触れてみることをおすすめします。
さらに、8月13日には東京・表参道に、グーグルの直営店「Google Store 表参道」がオープンしました。グーグルが米国以外に出店する初の直営店で、最大規模とのこと。地下1階から地上2階までの3フロア構成で、Google Pixel 11シリーズなど最新のデバイスを体験・購入できるほか、修理などを依頼できるサポートデスク、最新のAI機能を体験できる「Pixel Studio」なども用意されています。
▲Google Store 表参道は、東急プラザ表参道「オモカド」内にオープン
▲1Fでは最新機種に触れて、新機能を試したりもできる
▲試作素材などをリサイクルした、ここでしか買えない限定アクセサリーも販売
▲地下1Fには修理な各種相談に対応してくれるカウンターがある
▲自由に使える待機スペースもゆったり
▲2FにはグーグルのAIを体験できる「Pixel Studio」があり、無料で楽しめる
▲GoogleやYouTubeのオリジナルグッズも販売。日本限定のものもある
じっくり比べてから1台を決めるには最高の場所になるでしょう。
>> Google Store
<取材・文/村元正剛(ゴーズ)>

村元正剛|iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。
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