最近、よく耳にすることが多くなった「フードプレゼンテーション(略して、フープレ)」。観光地を旅することが目的ではなく、ホテルでの滞在がメインになったリトリート型ホテルが近年、人気を呼んでいます。
あえて観光しない沖縄旅。いま、大人が選ぶべきは「食籠もり」という極上体験です。そこで今回は、沖縄でも格式ある『沖縄ハーバービューホテル』(那覇)の”食籠もり旅”をご紹介します。
◾️フードプレゼンテーション(フープレ)とは?

一言でいうと、「ホテルのクラブラウンジなどで、朝から夜まで時間帯に合わせて提供されるフード&ドリンクサービス(またはその演出)」のこと。一般的にはインクルーシブになっているので、基本はホテルの宿泊費に含まれています。
※ホテルやプランによって別途料金が発生することもありますので、ホテルにご確認ください。
通常、クラブフロアの宿泊者や上級会員専用のラウンジで行われ、1日のうちに4〜5回料理やお酒の内容がガラリと変化します。
◾️一日中、食と美酒に満たされる。クラブラウンジ「フープレ」という至福のループ

沖縄でワンランク上のホテルライフを気軽に叶えてくれるのが、『沖縄ハーバービューホテル』。フープレを提供するクラブラウンジは那覇市内最大級の広さを誇り、眺望も美しくゆったりとした沖縄時間が流れています。特に夕日の沈む時間は、まどろみの中の眺めに酔いしれてしまいます。
フープレは毎日4回チェンジ。朝食から始まり(7:00〜10:00)、ティータイム(14:00〜16:00)、ディナータイム(17:00〜20:00)、ナイトキャップ(20:00〜24:00)と、その時々に合わせて限定メニューが並びます。
ホテルでの滞在を楽しむなら、どの時間帯もぜひ体験してほしいですが、ディナータイムは特におすすめ。「豚しゃぶとピパーチが香るスープカレー」や「菜園風スティック野菜 沖縄みそバーニャフレイダ」など、沖縄らしい地元の食材をふんだんに使用した料理が並びます。「牛肉の黒糖カルボナード」は牛肉を玉ねぎとともにじっくりとビールで煮込み、黒糖のやさしい甘みでコク深く仕上げています。ペアリングは沖縄の伊江島で作られるラム酒「イエラムサンタマリア」。サトウキビの爽やかな甘みが料理を引き立てます。
▲「牛肉の黒糖カルボナード」は牛肉を玉ねぎとともにじっくりとビールで煮込んだオリジナルメニュー
▲サトウキビの爽やかな風味が広がる伊江島産ラム酒「イエラム サンタマリア」
ナイトキャップは「ローストビーフサンド」が必食。低温調理で柔らかいローストビーフをシェフ特製のソースでいただきます。小ぶりなサイズは夜にぴったりで、泡盛の古酒で作られる「新里ウイスキー」をチョイスしました。
この「新里ウイスキー」は、ブレンデッドウイスキーをベースに、樫樽貯蔵泡盛十三年古酒を配合したスピリッツをブレンドした実にユニークな一杯。異文化が心地よく溶け合う、沖縄ならではのチャンプルー文化の真骨頂をここでも感じられます。グラスから立ち上るのは、ふくよかな古酒の香りと、樫樽由来のバニラを思わせる柔らかなアロマ。南国の夜の静けさに、甘美な華を添えてくれます。
ふと窓の外へ目をやると、最終便であろう飛行機が、滑走路に向かって静かに滑り降りていくのが見えて、沖縄の1日が静かに幕を閉じていきました。
▲低温調理のローストビーフに特製ソースが絡む絶品「ローストビーフサンド」
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