SEIKO 140年の遺産と、腕時計づくりの未来。

■常に時計業界をリードしエポックメイキングなモデルも多いアストロン

<140周年限定記念モデル第3弾>
アストロン ソーラー電波モデル SBXY023(11万円)

大胆に配されたアラビア数字、石畳のダイヤルパターンと、チタン素材の軽やかな装着感は丸一日つけていても快適。純チタンケース、ソーラー電波駆動、ケース径41.3mm、10気圧防水、数量限定300本(10月8日発売)

▲抜群の機能性を誇るアストロンの持つ実力を、「LIMITED EDITION」の表記とともに裏ぶたに刻印。「キャリバー8B63」を搭載し、高い実用性を備えた一本だ

 

<豆知識>「クオーツ式腕時計」の誕生

1969年12月25日に世界初のクオーツ腕時計「セイコークオーツアストロン 35SQ」を発売。電圧を加えると正確に振動するクオーツ(水晶)の性質を生かした時計で、この特許権利化した技術を公開したことにより、クオーツ腕時計は劇的に普及した。腕時計の新たなるスタンダードとして確固たる地位を築いた革新的機構である。

▲「セイコークオーツ アストロン35SQ」

 

■ダイヤモンドの輝きと表情を変える石畳のダイヤルに目を奪われる

<140周年限定記念モデル第3弾>
ルキア
「I Collection ワールドタイム機能つき ソーラー電波モデル SSQV098」(11万円)

白蝶貝の美しさを生かす石畳のパターンにより、見る角度で表情がきらびやかに変化。またインデックスには8個のダイヤモンドが光る。ソーラー電波駆動、ケース径28mm、10気圧防水、数量限定 300本(10月8日発売)

 

■アナログとハイテクだけではない新たな時計の楽しみ方も模索される

今後、腕時計はどのようなカルチャーに変化していくのだろうか。特に近年、スマートウォッチが出現したことで、りゅうずにすら触らない腕時計スタイルも珍しくはない。

「機械式時計のように手間のかかるヴィンテージでアナログ感のあるものを好むか、反対にハイテクなデジタルウォッチなど利便性を追求したものか、さらに細分化していくでしょうね」と古城さんは予想する。

「ファッション界でも同じことが起きていて、機能的でリラックスしたオーバーサイズの服が流行る一方で、古着やハンドメイドといった愛着の湧くものを好む傾向もあるなど真逆です」

そういう文脈で言えば、機械式時計はいま「SDGs」としてのフォーカスも当たっている。メンテナンスすることで何十年も使用できてエコなプロダクトとして再認識されているのだ。特に男性ファッションではアクセサリーが少なく、例えば同じスーツを何十年も着るということは稀。その点、お気に入りの腕時計を末永く使うというスタイルは、一周回って最先端のカルチャーともいえる。

▲「腕時計に癒やしを求めたり、自分の好きなスタイルを重ねたり、楽しみ方が増えた気がします」と古城さんは言う。機械式か、クオーツ式か、といった機能性だけではない選び方が主流になりそうだ

「特に若年層ではこうした意識は珍しいものではなく、自然とそういうものとして受け入れている気がする」とは古城さん。

「SDGsなどの意識を持った若者に機械式時計の楽しさを知ってもらうためリブランディングされた『セイコー 5スポーツ』シリーズも注目を集めています。もともと海外や年齢の高めな層で認知度の高かったブランドですが、スケボー業界とのコラボなどでかなり幅広い世代にアプローチできています」

つまり腕時計は単に時間を計るだけのものではなく、身に着ける者の主義主張やライフスタイルを表すツールとして多様化しつつあるのだ。それはカラーリングをファッションとして楽しむのはもちろん、昨今のジェンダーレスや、環境・人種問題など、さまざまな社会情勢も反映されていくことだろう。

先達の技術を受け継ぎ、新たな世代へ時計文化を伝えていく。今あるべき時計を、最高の技術で作り続ける。その矜持を腕に感じられるセイコーに141年目からも注目していきたい。

>> セイコー

<取材・文/三宅隆(&GP) 写真/田口陽介、江藤義典>

 

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