キャンプにおけるテーブル&チェアの最適解【キャンプギア BEST HIT名鑑】

■“地べたスタイル”ともいわれる第3のスタイルに注目

ハイスタイル、ロースタイルに続く第3のスタイルとして近頃注目されているのが“お座敷スタイル”だ。

中村さんは「実は私も楽しんでいますが、靴を脱いでのんびりできること、子どもと一緒に楽しめることなど、さまざまなメリットがあります。冬は大きめのテーブルをテントの中央に置いてこたつにするなど、季節を問わず楽しめるスタイルです」と話す。

確かに、部屋にいるようにゴロゴロできるし、自宅以上にリラックスできるかもしれない。

「キャンプ用のちゃぶ台も発売されていて、角がないため小さいお子さんがいても安心。また、人数に関係なく隙間なく座ることができますし、雰囲気もいいんです。お座敷用のテーブルに使いやすい座椅子も発売されていますし、やはり日本人に“和”のテイストは、なじみやすいんだと思います」

さて、ここまで3つのスタイルを紹介してきたが、どれが自分に合っているか分からない人もいるだろう。そんな人は、高さが調節できるタイプのものを選べば間違いない。

「自分に最適なスタイルを見つけるために買う、というのもありですね。私自身も使っていますが、季節によって使い分けたりできるので、ベテランのキャンパーさんにもオススメです」

 

【お座敷STYLE】ファミリーはもちろんソロの地べた派にも人気

■状況に合わせて拡張できるカスタムテーブル

鉄板やダッチオーブンなど、熱した調理器具も置けるので、サイドテーブルとしても使用できる汎用性の高さがポイントです(中村さん)

ベルン
「ユニットテーブル」(1万450円)

基本は2枚の天板で構成されるソロ用のテーブルだが、別売のテーブルを追加すると拡張できる。中央にバーナーがセットできる天板を追加すれば、小型キッチンテーブルが完成する。

 

■スタイリッシュに焚き火の雰囲気を盛り上げる

薪ラックらしい見た目ですが、しっかりサイドテーブルとしても使える。焚き火の雰囲気を高めるデザインが秀逸(中村さん)

ロゴス
「ワイド薪ラックウッドテーブル」(9900円)

ロースタイルにも対応する、絶妙な36cmの高さが特徴。丈夫なスチールフレームには太めの薪もセットでき、直接地面に置かないため地面からの湿気を避けられる。

▲畳むとW40×D12×H42.5cm

 

■日本の原風景をキャンプシーンで再現

子どもが座ってちょうど食事ができる高さがいい!円形は3人で使っても空席がなく、人数に関係なく使用できます(中村さん)

スノーピーク
「ワンアクションちゃぶ台竹 M」(2万3100円)

テントやタープ内のスペースを無駄なく使える円形のちゃぶ台。天板には、環境にやさしい竹の集成材を使い、開くと自動で脚が出てくるワンアクションシステムを採用。お座敷で使いやすい21cmの高さが絶妙!

▲日本の伝統スタイルを採用。角がないためファミリーキャンプでも安心して使える

 

■超ロースタイルのデザインでずっと座っていたくなる

超人気商品!軽量のチェアなのにリクライニングが搭載され、身体が包み込まれる座り心地は“極上”のひと言!(中村さん)

ヘリノックス
「インクラインチェア」(1万6280円)

ヘリノックスが得意とする軽量&コンパクトなスタイルはそのままに、座面をグイッと地面に近づけた最新モデル。脚を伸ばしたり、あぐらをかくように座ったりと、さまざまな座り方に対応する。

▲ローチェアでは珍しいリクライニング式。レバー位置を前後にずらせば座面角度を調整できる

 

■ホッと落ち着く座椅子スタイル

フレーム構造がしっかりしているため、頑丈でグラつきにくいです。畳めば折り畳み傘くらいのサイズになるのもいいですね(中村さん)

コールマン
「コンパクトグランドチェア」(4480円)

長時間座っても痛みが出にくい座面のクッションと身体を包む背もたれが特徴の座椅子タイプ。座面の裏側は撥水加工が施されているので、地面に直接座る“地べたスタイル”でも快適に過ごせる。

▲背もたれはフレームをクロスした構造。スマホやタオルを入れられるポケットがある

 

■地べたスタイルにも使えるリクライニング座椅子

立ち上がったときに自立するのが意外と便利!しかもクッションが厚めで、外にいるとは思えないほど快適です(中村さん)

スノーピーク
「グランドパネルチェア」(1万2100円)

お座敷スタイルに最適な、リクライニングもできる座椅子タイプ。クッションが座面はふたつに、背もたれは4つに分割されており、体重が分散されて心地よくフィット。クッション性が高く、長時間座っていても不快感がない。

 

【ハイ・ロー両立STYLE】自在に使い分けられる初心者に最適なスタイル

大人数で楽しむときはハイスタイル、秋冬のキャンプではロースタイルなど、季節や状況に応じてキャンプスタイルを変える人におすすめ。高さが変えられるテーブルやチェアが必要になるが、ハイ・ローのどちらが自分に合っているのか分からない人は、このスタイルで探ってみるのもオススメ。

 

■ハイ、ミドル、ローの三段階に高さが変わる!

珍しい3段階調節機能がポイント。実は50cmという多くのチェアに合わせやすい高さに設定できるところがいいですね(中村さん)

Ogawa
「3ハイ&ローテーブルII」(1万6500円)

天板の高さを35.5、50、60cmの3段階に調節できて、さまざまなスタイルに対応する。天板はウッドプリントが施されたアルミ製で、汚れが拭き取りやすく、展開も楽らく。ロック機能がついており安定感も高い。

 

■上下に加え、前傾と後傾、背もたれの高さも変更可能

背もたれの高さを調節できるところが特徴ですね。天井の低いテントだと座れないものもあるため、これはかなり助かります(中村さん)

Alpen Outdoors
「ラチェットチェア」(9889円)

前後の脚が自在に伸縮できるので、前後一緒に縮めてロースタイルにしたり、前だけ縮めて食事しやすい前傾にしたり、さらには後ろを縮めて後傾のリラックススタイルにしたりなど、さまざまな使い方が可能。

▲背もたれの高さもハイバック・ローバックの2種類から選択できる

 

■使い方がグンと広がるサイドテーブル付き

両方を低くして広々と使うこともできるし、とにかく使える範囲が広い。こんな拡張性の高いテーブルはあまりありません(中村さん)

ロゴス
「テーブル9060プラス バッグ付き」(8999円)

大人数のキャンプや子どもと一緒のキャンプに最適な、拡張性の高いファミリーテーブル。一段低いところに取り付けるサイドテーブルは、子供のテーブルにしたりクーラーボックスを置いたりと、さまざまな使い方ができる。

▲約W42×D60×H36cmの絶妙なサイズのサイドテーブルは取り外せる

>> 特集【キャンプギア BEST HIT名鑑】

※2022年7月6日発売「GoodsPress」8-9月合併号74-77ページの記事をもとに構成しています

<取材・文/今雄飛(ミラソル・デポルテ)>

 

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