識者&量販店が選ぶ!この秋買いの「ミドルクラスヘッドホン」9選【趣味と遊びの秘密基地ギア】

【AV評論家 折原さん】 定番から個性派モデルまでバランス重視でセレクト

1. 至高のアップル純正ヘッドホン

高価格で発売当初から批判のあったモデルですが、深い重低音、透明感のある中音域の再現性は本物。予算があればおすすめ(折原さん)

Apple
「AirPods Max」(8万4800円)

自社設計による40mm口径のダイナミックドライバーと「H1チップ」を左右のイヤーカップに搭載。ノイズキャンセル対応で、iOSやMacと接続すれば空間オーディオにも対応する。

 

2. 名門スピーカーブランドの音を聴け

スピーカー800シリーズのエンジニア監修とあって、音はまさにB&Wの高級スピーカー。高解像かつ音像型のサウンドは絶品(折原さん)

B&W
「Px7 S2」(実勢価格:6万500円)

Hi-Fiスピーカー最高峰と名高い英B&Wのヘッドホン。BluetoothワイヤレスでaptX Adaptiveコーデックとノイズキャンセルにも対応し、機能性もハイエンドだ。

 

3. モニター系高音質ヘッドホンの新星

AKGのサウンドを継承する精緻なモニター系サウンドは見事。音の情報量とリスニングのバランスも秀逸です(折原さん)

Austrian Audio
「Hi-X60」(実勢価格:5万6870円)

2017年に名門・AKGの元メンバーが集まり誕生した新ブランド。44mmドライバーとリング磁石システムを搭載。有線の密閉型オーバーイヤー・モニター・ヘッドホンだ。

 

4. STAXのネーム入りモデル最高峰

平面磁界型らしいレスポンスの良さ。音の分離感や透き通るような音再現は傑出。一度は体験すべきサウンドです(折原さん)

Edifier
「STAX SPIRIT S3」(実勢価格:4万9990円)

中国EdifireがAudezeと日本STAXの平面磁界型ライバー技術を導入した規格外のワイヤレスヘッドホン。Bluetoothワイヤレス接続はaptX Adaptiveにも対応する。

 

【ヨドバシカメラ 山本さん】気になるモデルは購入前に店舗で試聴を!

5. 国産の楓をハウジングに採用

音質はフラット、いい意味でニュートラル。アーティストの声や楽器の音をストレートに伝えてくれます(山本さん)

TAGO STUDIO TAKASAKI
「T3-01」(実勢価格:5万9400円)

究極のナチュラルサウンドを目指し、ハウジングに楓を採用したスタジオヘッドホン。新開発40mmのドライバー搭載で、原音に忠実かつ温もりあるサウンドが楽しめる。

 

6. よりスタイリッシュになった新モデル

幅が広がった低音をはじめ、すべての面で音質が進化しています。とくにアコースティック系サウンドの再現力は見事!(山本さん)

ゼンハイザー
「MOMENTUM 4 Wireless」(実勢価格:5万4890円)

新開発42mmドライバーを採用した最新モデル。Bluetooth用と信号処理用にふたつのチップを搭載し、通信面やノイズキャンセリング機能が大幅に強化されている。

 

7. 素材に麻を使用した個性派モデル

素材にヘンプを使っているため、クリアながらみずみずしさも感じられる音に。音との距離が近いのも魅力です(山本さん)

GRADO
「The Hemp Headphone Ver2」(実勢価格:5万6100円)

高密度に圧縮した麻をハウジングに使用した開放型。メープル材と組み合わせて、専用ダイナミックドライバーによる鮮やかさと暖かさが共存するサウンドを再現した。

 

8. 2012年発売のロングセラーモデル

10年ほど前の開放型モデルなのですが、音場感、臨場感の表現力はいまだトップクラス。定番中の定番モデルです(山本さん)

オーディオテクニカ
「ATH-AD2000X」(実勢価格:5万5740円)

専用設計の53mmドライバーを搭載、ジョイントとフレームにマグネシウム合金、さらに新開発バッフルを採用して軽量化を実現した、開放型ヘッドホンのロングセラー。

 

■折原さんと山本さん両者がオススメするモデル

9. 期待のさらに上を行く新モデル

立体的なサウンドとノイズキャンセル性能、そして音質・機能ともに優秀。オールマイティな一台を選ぶならWH-1000XM5でしょう(折原さん)

音質はもちろんですが、使い勝手や多機能さなど、ガジェットとしての完成度も秀逸。期待を裏切らない新モデルです(山本さん)

ソニー
「WH-1000XM5」(実勢価格:4万8380円)

業界最高クラスのノイズキャンセリングや通話品質を実現。専用設計の30mmドライバーユニットを搭載して音質にも抜かりがない、まさに死角なしの仕上がり。

>> 特集【趣味と遊びの秘密基地ギア】

※2022年9月6日発売「GoodsPress」10月号46-47ページの記事をもとに構成しています

<取材・文/折原一也 撮影/湯浅立志(Y2)>

 

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