■リセールバリューの高い製品を狙うのも選択肢
機器を売ることまで見据えて製品を選ぶ視点も重要だ。中古市場で値崩れしにくいモデルを最初から選んでおけば、購入時の実質コストを下げられる。
中古スマートフォン市場で圧倒的なのがAppleのiPhoneシリーズ。また、サムスンのハイエンドモデルも安定して高く売れる。ただし、iPhoneには「3年の壁」がある。iPhone 13以前のモデルは中古価格が急落しており、2〜3年以内に売り抜けるのが得策だ。

デジタルカメラではソニーのαシリーズが値崩れしにくいことで知られる。α7C Ⅱは発売当時29万5900円なのに対して買取価格は16万8000円前後と、56%超のリセールレートを維持している。Cyber-shot DSC-RX100M7も2019年発売のモデルながら10万2000円前後での買取実績があり、人気モデルは発売から年数が経っても価値が持続しやすい。

このように、下取りとリセールの正解は状況次第で決まる。ただ、数年後に手放すことを前提に製品を選び、適切なタイミングで動けば、次の購入資金を大きく確保できる。購入前から「いつ、いくらで手放すか」を考える習慣を付ければ、賢い買い替えサイクルができるようになりそうだ。
※2026年6月5日発売「GoodsPress」7月号29ページの記事をもとに構成しています
<文/コヤマタカヒロ>
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