アメリカンマッスルカー復活の狼煙!【CATALOG U.S.A. 2026】

アメ車ってその大らかさが魅力と言われる。エコの世の中にあってアメ車のイメージを具現化したような大排気量のV8エンジン。そんなブレないモデルや電動車まで今流のアメ車論に迫る!

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かつて「外車」といえばアメ車であった。戦後の日本でデカさこそ正義を貫き、そんな正しいイメージが定着してしまった。アメ車は前述のような印象が先走り、現代のエコロジカルな風潮に合致しないという風評被害(一部は正しい?)で大排気量エンジンらしくブイブイいわせていたメーカーは日本市場から撤退した。

現在正規輸入で残っているのはクロカン系でお馴染みのジープ、コレぞアメリカン! のキャデラック、コルベットなどのスポーツカーを擁するシボレー、EVの代名詞的存在のテスラになってしまった。

オーナーが口を揃えて言うアメ車の魅力はその「無駄さ」。ロス五輪体操の金メダリスト、森末慎二氏も「アメ車の魅力は無駄にある排気量です」とその昔に言っていた。マッスルカーという言葉も「余剰」の魅力。

アメ車乗りはクルマのように大きなココロで細かいコトを気にしちゃあイケイナイ。高額な自動車税が来ても顔で笑って心で泣ける「モノノフ」向けで、タイパなど効率重視のご時世にアメ車を選ぶ自体で漢なのだ。

そして減ったとはいえ日本では持て余してしまうコレぞ! 的なV8エンジンこそアメ車の魂でもある。これはアイドルは坂道系、若大将は加山雄三の条件反射と同類。アメリカ人にとってそれはチョコミントよりもV8といったDNAレベル。

その魂が普及した背景は、広大な国土を移動するときに低回転からトルクを出せたり、排気量に比例する自動車税のようなものがなかったりしたから。1970年代前半のキャデラックには8.2リッターという現在の大型トラック並なV8があったのもイケイケなアメリカの象徴だ。

話題に事欠かないトランプ大統領の発言も大柄でハイパワー。ある時はEVを勧め、またある時はガソリン車至上主義を掲げるなど多羅尾伴内じゃないんだからとツッコミが入りそうな勢いで発言集でもできそうな勢いだ。トランプシフト的に日本のメーカーもアメリカ製の逆輸入車を販売ないしは販売予定を発表し対応する。

そんな石油採掘に燃える大統領の熱量に押され、アメリカではEVには無関心かというとそれは違う。カスタムカーの祭典SEMAショーでは旧車をEVにコンバートするカスタムが流行中。特にマッスルカー世代のレストモッドが熱い。

そして今年話題になりそうなのはボンネットから出るスーパーチャージャーの吸気口がかっちょいい、ダッジ・チャージャーの復活! しかもこのモデルはミツオカ自動車製ではなく、旧ボディのEVコンバートモデルでもない。しかしてその実体は? 詳しくは次ページを見よ!

【次ページ】京商オリジナルの新製品&数字で読むアメ車の世界

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