長年モノメディアに携わっていると、いろいろと気付きがあります。そのひとつが新製品発表のタイミング。15年ほど前、まだ雑誌がモノメディアの中心だった頃は、多くの製品は発売の約1カ月前に発表されることが多かったような記憶があります。その後、徐々にWebメディアが増えていくにつれ、発表から発売までの時間が短くなっていきました。
デジタル系アイテムはその傾向が強く、発売日当日や、早くても数日前に発表という製品が多くなったのもこのジャンルからという印象です。Webは情報取得後すぐに掲載が可能。そのため、発売日に掲載を想定した場合、発表と発売が近くなっていくのは当然の話なのかもしれません。また近年はプレスリリースを誰でも得られる環境になったため、リリース後すぐにSNSで取り上げられ拡散される、ということも考えているはずです。
誰もが多くの新製品情報に触れられる時代だからこそ、重要になってくるのはセレクトする目なのかもしれません。メディアであれば、掲載されている新製品からそのメディアがどんな方向性なのかが分かります。これはSNSの新製品情報をアップしているアカウントもですよね。
そんな視点で見てみると、いつも見ているメディアやフォローしているSNSがやっぱり自分の好みに合っているなということが分かります。
前置きが長くなってしまいましたが、我々GoodsPress Webも掲載している新製品は、当然ながら多くの情報からグッと絞って「これは」と思うものばかりになります。さらに、そんな中から編集部員が「欲しいかも」と思った8月掲載の新製品をピックアップ。それぞれ選んだ理由も合わせてご覧ください。
【編集部 円道の指名買い】
Bose
「QuietComfort Headphones (第2世代)」(4万6200円)

初めてQCのノイキャンを体験した時のことは今でもよく覚えています(たしかQC35)。家電量販店にいるのに、まるで“精神と時の部屋”にいる気分に。それ以来「ノイキャンといえばBose」に。そんなQCの新世代モデルがアップデートとなると、やはり注目せざるをえないですよね。上位モデルのUltraもスゴいんですが、QCって“ツール”と思っている身としては、デザインはこちらのほうが好みです。
現在、Boseのフラッグシップヘッドホンといえば「Bose QuietComfort Ultra Headphones (第2世代)」なのですが、2000年から連綿と連なるQC(QuietComfort)の系譜で考えると、このUltraが付かないQCが後継モデルと言えるのかもしれません。超強力なノイズキャンセリング性能や樹脂製ヘッドバンドなど、上質感よりは道具感が強い、音質やノイキャンにこだわるテクノロジー企業Boseらしさが現れているモデルになります。第2世代になり、上位モデルであるUltraの空間オーディオ機能も搭載し、持てる技術がほぼ投入されています。
>> 軽やかさと高性能が同居するBose「QuietComfort」が第2世代にアップデート
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