格安航空券を探してる?だったら「Googleフライト」を使ってみよう

■基本的な使い方

まずは使い方を見ていきます。ページはGoogleらしく、いたってシンプル。検索窓の上の「往復or片道」「人数」「シートのクラス」を選び、あとは「出発地」「目的地」「日程」を指定して検索するだけ。

そこで、2020年2月22日(土)~24日(月)の3連休に1人でエコノミークラスを使ってのタイ・バンコク旅行を例に、チケットの探し方を見ていきましょう。

▲ 検索結果の上位には「おすすめの往路便」が出てくる。これはあくまで「おすすめ」であって最安ではないので注意。また往復の料金は、往路に表示された航空券を選んだ上でのおすすめの往復料金ということを覚えておこう

▲検索結果の画面を下にスクロールすると「その他の往路便」が表示されている。最安はなんと往復3万2990円! ただし「1か所を経由」とあるので、直行便ではない

▲さらのその下に表示されている赤い注意マークにマウスカーソルを持っていくと、「乗り継ぎの待ち時間 15時間25分」となっている! しかも深夜乗り継ぎだ。よく見るとこの便は、羽田からバンコクまで24時間20分かかり、出発翌日となる23日の10時10分着とある。注意マークには気をつけよう

おすすめの往路便4つの中では、最安はタイ・エアアジアXの往復5万1846円になります。でもこれ、22日(土)20時15分成田発で、バンコクには23日(日)深夜1時25分着です。

▲フライトの詳細を知りたい場合は、一番右の↓マークをクリックすればOK。使われる飛行機(この場合はボーイング777)の情報から飛行機の足元スペースの広さまで表示される。

▲ちなみに足元スペースの部分には、場合によっては使われる飛行機の座席周りの情報が掲載される。電源情報は地味にうれしい!

できればもう少し、現地滞在時間を増やしたいので、2番目のノックスクートを選んでみます。

▲往路便を決めて、詳細画面で「フライトを選択」か、一覧画面の選択便の空欄をクリックすると、復路便を選ぶ画面に変わる

どうやら、復路は難しい選択になりました。おすすめの一番上にあるタイ・エアアジアXはバンコクを24日(月)23時45分発で成田25日(火)朝8時着です。25日は仕事という場合は、この便は厳しいですね。そこで表示順を変えてみましょう。

▲便一覧の右上にある「表示順」をクリックするとソートできる。ちなみに「時間」は所要時間の短い順に並べ替えとなる

できれば24日(月)の20時までには日本に到着したいところです。

▲到着時間順に並べ替えると、このような順番に

20時近くの到着時間となると、上から5番目のバンコク10時45分発、成田19時着になりそうです。結果的に料金は6万7444円に上がってしまいました…。

▲エアアジアXを選ぶと、予約オプションが表示される

▲金額が書かれた欄を選択すると、各航空会社のサイトへ飛べるリンクが出てくる

▲場合によっては予約サイトが金額順に表示されることもある

これがGoogleフライトの基本的な使い方になります。この使い方を踏まえた上で、安い航空券を探す方法を見ていきましょう。

 

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