胴体接着後に気づいた窓の付け忘れ!ちょっとピンチ!【達人のプラモ術<SH-60B シーホーク>】

■難易度高し! キャノピーの接着

キャビンのクリアーパーツ付け忘れにめげていても仕方がないので粛々と作業を進めます。

さてコクピットのキャノピーは大型のクリアーパーツを取り付けるのですが、胴体側との嵌合性がよろしくなく、機体の塗装前に接着して段差の修正をする必要がありました。

これがクセもの。段差修正もですが、キャノピーを含めてクリアーパーツを先に取り付けた場合、マスキングを完璧にしておく必要が生じます。わずかでも隙間があると、エアブラシを使った機体塗装の際に塗料のミストが入り込んで、静電気によってクリアーパーツの裏側に付着してしまいます。

ミストは綿棒でこすればカンタンに落とせるのですが、密閉しちゃったコクピットには綿棒が入りません。ミストの付着には過去何度も泣かされているので、コクピットのマスキングは要注意ポイントです。

▲コクピットを覆うキャノピーは接着後に胴体と隙間が生じてしまうので修正が必要(次回解説)

▲コクピットのルーフ部分のキャノピーはクリアーグリーンなので、事前に裏側から塗装しておく

▲キャノピーパーツは取り付け前に裏側から模型用のツヤ出し剤のコーティングポリマーを塗布しておくと静電気による塗料ミストの付着を抑えられる。使用したのはハセガワ「コーティングポリマー」(1320円)

▲機体のサーフェイサー塗装の乾燥時間待ちを利用して、メインローターも組んでみた

▲ローターブレード折りたたみ状態も再現できる

*  *  *

さて今回はここまで、次回はいよいよ機体の塗装を行いますよ!

ウォーローズの派手な塗装でモチベーションアップ! 完成を目指します。あっ、付け忘れたクリアーパーツも何とかしなくちゃイカンですね(泣)。お楽しみに!

>> [連載]達人のプラモ術

<製作・写真・文/長谷川迷人>

 

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