さらなる光沢仕上げを目指す「ボディのクリアー塗装&研ぎ出し」を解説【達人のプラモ術<ポルシェ935マルティーニ>】

■インテリアの製作

1/20スケールということもあり、インテリアはロールバーなど、それなりに雰囲気良く再現されています。ただしシートは、ドライバーフィギュアを乗せることが前提になっているので、シートベルトが付属していません。市販のディテールアップ用シートベルトを追加しても良いでしょう。また今回メーターパネルは紫外線硬化クリアーを使ってメーターガラスを再現してみました。

▲組み上げたインテリアに前回完成させたエンジンも組み込んでシャシーを完成させた状態

▲メーターはデカールで再現されているが、さらに紫外線で硬化するUVレジンを使いメーターガラスを追加再現して雰囲気アップ

▲「UVレジン星の雫」(660円 ※UVライトは別売)。UV-LEDライトを照射することで1~2秒で硬化する1液性クリアーレジン。硬化後高い透明度が得られる。太陽光でも硬化可能

 

■次回完成!ポルシェ935マルティーニ

ボディの研ぎ出しとシャシーが組みあがり、いよいよ完成が見えてきました。イメージも良く、エンジンやコクピットなども、とても46年前のプラモデルとは思えないか完成度の高さです。次回の完成をお楽しみに!

▲今回完成したボディとシャシー(エンジンとコクピット)を組み合わせた状態。

▲リアウイングはまだ仮組みの状態

▲走行モデルではモーターと電池にギアボックスが収まるため、左側の寂しいなんちゃってエンジンだった。フルディスプレイになった今回は、リアウイングを外すことでリアルなフラット6エンジンが鑑賞できる

>> [連載]達人のプラモ術

<製作・写真・文/長谷川迷人>

 

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