OPPOの新型カメラフォン「R15 Pro」「R15 Neo」は、どんな人向き?

■2万円台ながらトレンド感が満載!「R15 Neo」

R15 Neoは、ライトユーザー層をターゲットとするエントリーモデル。最大のセールスポイントは価格。メモリ(RAM)が3GBと4GBのモデルが用意され、3GBモデルは2万5880円(税別)、4GBモデルは2万9880円(税別)と、3万円前後の価格を実現しています。ですが、“値段以上” の機能・デザインを備えています。

ディスプレイは6.2インチで、上位モデルのR15 Proと同じく、画面上部にノッチ(切り欠き)を設けた縦長ディスプレイを搭載しています。

▲6.2インチの液晶ディスプレイを搭載。CPUはエントリー向けながら、ミドルレンジ相当のパフォーマンスを期待できるとされる「Snapdragon 450」を採用

▲カラーバリエーションは、ダイヤモンドブルー(左)とダイヤモンドピンク(右)の2色。立体的に見えるデザイン処理が施されている

背面には1300万画素+200万画素のデュアルカメラを搭載。カメラの性能はR15 Proより劣るものの、背景をぼかす撮影も楽しめます。フロントカメラは800万画素で「A.I.ビューティー」機能にも対応しています。

▲メインカメラで撮影した作例。R15 Proよりも落ち着いた色で撮れる

▲フロントカメラで「A.I.ビューティー」をオンにして撮影。セルフィー画質も申し分ない

SIMフリースマホ市場では3万円前後のミドルクラスモデルが売れ筋になっていますが、R15 Neoのアドバンテージとなるのがバッテリー容量。なんと4230mAhの大容量バッテリーを内蔵しているので、1日は余裕で保ち、使い方によっては2〜3日の持続も見込めます。

2枚のnano SIMと1枚のmicroSD(最大256GB)を同時にセットできる「トリプルスロット」も魅力。SIMは、4G VoLTE対応の2枚のSIMで同時待ち受けができる「DSDV(Dual SIM Dual VoLTE)」に対応しています。

▲低価格モデルでは稀なDSDVに対応し、microSDも同時に利用できるのは大きなメリット。ちなみに、R15 ProはDSDV対応だが、2枚目のSIMはmicroSDとの排他利用となる

4GBモデルは8月31日、3GBモデルは9月7日に発売されます。どちらを選ぶかが難しいところですが、4000円の差なので、使用感を重視するなら4GBモデルがおすすめ。ゲームや動画の利用が多い人も4GBモデルがより快適に操作できるでしょう。

 

■OPPOのスマホは、新しい体験をしたい人にオススメ!

OPPOは、日本ではまだ知名度が低いメーカーです。デザインが気に入って、カメラ性能に興味を惹かれても、購入をためらう人が多いのではないかと思います。ファーウェイ、ASUS、モトローラなど、早くからSIMフリー市場に参入している各社もコストパフォーマンスに優れたスマホを出していますからね。

そんな中で、あえてOPPOを選ぶメリットは “使う楽しさ” ではないかと思います。筆者はいち早く、この2モデルに触れさせてもらったのですが、まず、デザインが心地良い。見た目だけでなく、手にしたときのフィット感も良く、誰かに「これ、いいでしょ」と言いたくなるような感じです。またカメラも、わりと雑に気の向くままにシャッターを押しているだけでも、いい感じの写真が撮れたりします。

OPPOのスマホは、Androidをベースにした「ColorOS」という独自のカスタムOSを搭載。「iPhoneに似ている」と揶揄されることもあるのですが、「iOSとAndroidのいいところをミックスしたOS」ともいえます。店頭で操作してみて、“自分と相性がいいかも” と感じられたら、購入の選択肢に加えるといいでしょう。いま使っているスマホに「なんとなくしっくりこない」「飽きてきた」と感じている人も触ってみる価値アリですよ!

>> OPPO

 


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(取材・文/村元正剛

むらもとまさかた/ITライター

iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

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