細部に宿る“こだわり”が放つ上質感。カルレイモン待望の機械式モデル「CLASSIC38」

▲「Stainless Steel White」

入門者にとってはなんとなく敷居の高いものに感じられる機械式時計。その理由には日常的な取り扱いやメンテナンス方法がクォーツ式と大きく異なるということもありますが、もうひとつハードルとなっているのが価格の高さです。

そこでKARL-LEIMONが目指したのは、手の届きやすい価格ながら、海外有名ブランドに引け取らない品質を備えた機械式時計の製品化。幾多の紆余曲折と試作を重ねることで誕生したのが、この「CLASSIC38」、ラウンドケースにホワイトダイヤル、本革製のベルトを合わせたタイムレスなデザインのドレスウォッチです。

▲Stainless Steel Gold White

ケースはドレスウォッチとしては標準的な38mmのラウンド型で、ケース厚は薄型8.8mm。クラウドファンディングにて先行発売されたものと同じくベーシックな時・分・秒の3針モデルで、6時位置に日付表示を搭載します。


ムーブメントには28800回振動の日本製ハイビートムーブメント“MIYOTA Cal.9015”を採用していますが、これは世界的に人気を得たスイス製ムーブメント“ETA2824”の代替機として企画された薄型高振動ムーブメント。シャツの袖口でもたつくことのないスマートな装着感を実現するために、搭載するムーブメントは性能とともに本体の薄さにもこだわって厳選されています。

シンプルなデザインは一見何気ないものに見えますが、それだけに構成要素の素材や仕上げ、配置のバランスには徹底したこだわりが。例えば、ケース本体は一体型ではなく、ベゼルとケースをそれぞれ別々に成形・研磨してから組み立てるという手の込んだもの。表面加工もミドルケースはヘアライン仕上げ、ベゼルとケースバックはポリッシュ仕上げと手法を変えることで、風格のあるドレスウオッチらしい仕上がりに。他にも多面カットを施したアプライドインデックスやポリッシュ仕上げを施した立体的なドルフィン針など、本物志向のこだわりは細部にまで行き届いています。

なかでも最もこだわっているのがダイヤルカラー。ひと言で白といっても実際の色味は実にさまざま、特に影になった時の色調の変化は室内での印象を大きく左右します。今回のモデルではケースや針とのバランスに配慮しながら試作と吟味を重ねて決定したものとのことで、淡く施した砂目加工の立体感とともに美しく手元で映える仕上がりとなっています。

レギュラーモデルのカラーバリエーションは、シルバーケース×ブラックレザーの「Stainless Steel White」(6万7100円)、 ゴールドIPケース×ブラウンレザーの「Stainless Steel Gold White」(6万9300円)の2タイプ。

うっかりクラウドファンディングを見逃してしまった人はもちろん、「クラファンでは限定カラーを手に入れたし、ベーシックなカラーをもう1本」という人にとっても朗報であることは間違いなし。あとはシルバーにするか、ゴールドにするかを決めるだけ。リーズナブルな価格だから、2本持ってその日の気分で変えるのもアリ?

>> KARL-LEIMON

<文/&GP>

 

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