折り鶴レーヨンが織りなす想いの一足。SPINGLEの再生スニーカーが夏カラーで登場

今年は被爆・終戦80年の節目の年にあたり、昨年は被団協がノーベル平和賞を受賞したことが大きな話題となりました。世界的に平和に対しての意識が高まる中、広島に本社・工場を置くスニーカーブランドのスピングルカンパニーから「折り鶴再生スニーカー」が再び登場します。

“折り鶴”から再生したレーヨン糸を12%含むキャンバス生地を使用したこのシューズコレクションでは、過去2回にわたってリリースされた生成色の「SP-1005」(2万900円)に加えて、平和を象徴する虹をイメージした7色の「SP-1005D」(2万2000円)を新たにラインナップしています。

広島市にある平和記念公園には、平和を願った折り鶴が年間約10トンも届けられるそう。それらを有効活用する取り組みを進めている広島市より提供を受けて、SPINGLEでは折り鶴から再生された「折り鶴レーヨン糸」をスニーカーのアッパーに採用すべく試行錯誤してきました。

▲「SP-1005」

この繊細なレーヨン糸を綿と混紡した糸と綿糸で織り上げることで、十分な強度を持つキャンバス生地に仕立てることに成功。そして2022年5月に誕生したのが「SP-1005」です。

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