
東京を舞台に、デジタルの波が押し寄せる中、紙とインクで思いを綴る手紙にフォーカス。転換期の東京の喧騒とペン先が紙を捉える静かで普遍の質感、そして“送れなかった手紙”に込められた“未完の感情”が“インクの香り”とともに重なって呼び起こされるとき、ノスタルジーを超えて今・未来、そして本当の自分らしさへと立ち返られるということなのだそう。

香りはウッディームスクがベース。トップは“スミ インク アコード”とし、日本の書道文化や東京の静謐な夜などを表現。冷涼感を湛えた墨やインクを彷彿とさせます。ミドルはエレガントなレッド シダーウッドで半日陰の静かなベッドルームのような温もりと、しっかりとした印象。ラストはホワイト ムスク。心が安らぐ残り香はまるで上質な紙とミステリアスなインクが調和したよう。日々の喧騒の中でゆっくり自分自身と向き合う時間を生み出してくれそうです。

なお、新作はオードパルファンを採用。約17%の賦香率のため、肌に乗せてから約5〜6時間ほどかけてじっくりと香りが変化します。
しっとりと潤いのある肌に使うとより香りが豊かに持続します。シャワーや入浴後、服を着る前にシュッと15〜20cmほど離し手首や耳裏へ吹きかけるのが良いでしょう。軽く香りを纏わせるなら、空中スプレーしたミストをくぐるのも良いですよ。

なお、ボトルは薬瓶のようなシンプルで美しい佇まい。前述のコレクションへのオマージュとしてタグを模したラベル、そしてマルジェラといえばな4本の白いステッチを受け継ぐスプレーヘッドのロープも見逃せません。

時や場所を超え、記憶やムードを再現する「レプリカ」シリーズの新作。1995年東京の空気感を静かに纏った香りで、あの頃と今の自分を対峙させ、忘れかけていた感情に気付いてみても良いかもしれません。
<文/GoodsPress Web>
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