■海外から日本に逆輸入された「蚊取空清」
これまでは日本で展開していた製品を海外でも展開していた同社ですが、海外から日本にやってきたのが蚊取り機能付きプラズマクラスター空気清浄機の「FU-GK50-B」です。東南アジアで3ライン展開されたのち、2016年に日本でも発売される運びとなったのだとか。
▲写真右がFU-GK50
このモデルは蚊の習性と空気清浄機の吸引力を利用し、薬剤を使わずに粘着式のシートで捕獲します。さらに、モニターレポートによれば、コバエも取れることが実証されているそうです。実売価格は3万9000円前後。
■「最新年間で最も売れた空気洗浄機ブランド」としてギネス記録に認定
これらのプラズマクラスター製品は世界中に出荷されており、世界累計販売台数が7000万台を達成。このたび、「最新年間（2015年）で最も売れた空気洗浄機ブランド」としてギネス世界記録に認定されました。
▲授与式に登壇したギネスワールドレコーズジャパン 関西地域リサーチ&ディベロップメント ディレクター Vihag Kulshrestha氏(左)と、シャープ 健康・環境システム事業本部 副事業本部長 兼 空調・PCI事業部長 中島 光雄氏(右)
今後のプラズマクラスター製品の展開について、同社の健康・環境システム事業本部 副事業本部長 兼 空調・PCI事業部長 中島光雄氏は、「日本、中国、ASEAN諸国での展開に注力したい」と語り、各国の抱える問題に沿ったモデルを出してローカルヒットを狙うことを明らかにしました。
目に見えないのでなかなか効果がわかりにくいプラズマクラスターですが、いずれの製品も消臭効果が高いことは大きな買いの理由になりそうです！
>> シャープ
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（取材・文／今西絢美）
いまにしあやみ／エディター、ライター
編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。
