夏以外にも食べたい!ぱぱっと作れる「そうめん」アレンジ術

■元ネタは漫画『3月のライオン』、「つけ汁そうめん」

続いて作るのは、「つけ汁そうめん」です。これを作るに至ったきっかけは、漫画『3月のライオン』(羽海野チカ作/白泉社)でした。将棋を取り巻く人々の物語でありながらも、ストーリー内に出てくる料理がとにかくおいしそうなのもこの漫画の魅力。そのなかでも、筆者がずっと気になっていたのが、12巻に出てくる「つけ汁そうめん」だったのです。

今回は4人分の材料を用意しました。

  • そうめん 4束
  • 豚こま切れ 200g
  • なす 2本
  • しめじ 1パック
  • オクラ 10本
  • 生姜 1かけ
  • みょうが 適量(なくても可)
  • めんつゆ 400~500ml(今回は等倍タイプのものを使用)
  • ごま油 適量

漫画のなかでは玉ねぎを使っていましたが、彩りを考えて今回はオクラを代わりに使っています。また、上記とは別にお湯もしくは水を400ml(めんつゆと同量)も用意しました。

生姜はみじん切り(千切りでもOK)、豚肉、なすはひと口大、オクラは1cm程度の輪切りにします。しめじは根本を切り落として小分けにしてください。あと、みょうがは薬味として使うので、千切りにしておきます。

まずはフライパンに多めのごま油を入れ、生姜を炒めていきます。このとき、生姜から香りが出てきたと感じたら次の工程へ。

続いて、豚肉を入れて炒めます。生姜と一緒に炒めれば、味付けのアクセントになるのはもちろん、豚肉の臭みを消すこともできるんです。

焼き色がついたら、なす、しめじを入れて、しんなりするまで炒めていきましょう。

あとは、お湯もしくは水を加え、味を見ながらめんつゆを加えていきます。今回は、お湯400mlに対し、めんつゆ400mlを使いました。これだと汁が少なめだったので、最初に500ml程度のお湯を加えて、めんつゆで味を調整するといいかもしれません。

オクラは変色防ぎたいので、このタイミングで入れました。少し待って全体がぐつぐつ煮立ってくれば、漬け汁は完成。あとは、そうめんを規定通りの時間で茹で、キリッと冷やしておきましょう。

 

【次ページ】つけ汁の味わいの奥深さと具材のチョイスが完璧

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