バーチャル感が楽しい! iPhoneで試したくなるARアプリ5選

(1)エフェクト越しに写真・動画を撮れる「ARトイカメラ」

「ARトイカメラ」(無料)は、カメラで写した画面にARのエフェクトを掛けて再生できるアプリです。無料でも複数のエフェクトを利用することができます。

例えば、画面に「雪」や「落ち葉」「ハートマーク」などが降り注ぐなんてことも。

▲落ち葉が舞い落ちるエフェクト。ちゃんと床の位置に積もるのがARならではだ

この状態で静止画・動画の撮影も可能です。上手く背景と組み合わせれたば素敵な作品が作れそうですよね。複数の効果を組み合わせることもできるので、試してみてください。

▲自分で撮った写真を空中に浮かせている

こんな感じで写真を宙に浮かせることも可能。工夫次第で面白くなりそうです。

>> 「ARトイカメラ」

 

(2)旅行・ハイキング前にはインストールしておきたい「AR 山 1000」

「AR 山 1000」(無料)は、山の情報を調べられるアプリです。起動すると、マップが表示され、各所の山の名称や標高などを知ることができます。

▲右上の「AR CAMERA」をタップするとAR機能が使える画面に切り替わる

同アプリの「AR CAMERA」モードを起動すると、画面はカメラの映像に切り替わります。

上部には、コンパスの方角と、山脈の名称がずらり。例えば、丘の上からの眺望に、山の名前を重ねて写真を撮れるというわけです。

▲「AR CAMERA」モードの表示画面。「100名山」に指定されている山は赤で表示される

残念ながら事務所から山は見えませんでしたが、どちらの方角になにがあるのか、ということはわかりました。日常で起動してみても面白いかもしれませんね。

>> 「AR 山 1000」

 

(3)ドラゴンを育てるARアプリも発見

「AR Dragon」(無料)は、仮想のドラゴンを育成していくアプリ。床面をスキャンして、そこにキャラクターを召喚。床や机の上にドラゴンが現れます。

▲通常の育成ゲームと異なるのは、ARならではの距離感の近さ

▲ボールを投げて、ヘディングで返してくるアクションが見られる

ゲーム内容は、ご飯を与えたり、一緒にボールで遊んだり......。やり込んでいくと、違った動きもあるのかもしれません。

まだ、できることはシンプルですが、未来のゲームアプリの在り方を想像させてくれます。

>> 「AR Dragon」

 

(4)部屋のサイズをざっくり測れる「Measure」

「Measure」(無料)は、カメラに写した対象物の長さを測定できるアプリ。使い方はシンプルで、測定したい開始点と終着点でタップするだけ。

▲「Measure」の画面。梁の部分の長さを測定してみた

その状態でカメラを撮影することも可能。複数点をつなげて測定できる「連続測定モード」なども用意されています。

▲設定項目で単位や測定部分の色を変更可能

この手のアプリは複数リリースされていますが、日本語表示であること、そして測定される長さの誤差が現実的である点で、こちらのアプリがおすすめです。

手の届きにくい高い場所などを測定する際に活用してみてください。もちろん、正確性には限度があるので、悪しからず。

>> 「Measure」

 

(5)チョコボールの箱でスキーを楽しめる「キョロちゃんAR」

「キョロちゃんAR チョコボールのパッケージでARゲームで遊ぼう!」はチョコボールの箱を使って遊べるゲームアプリです。

いくつかバージョンがありますが、ここでは第一弾のスキーアプリを紹介。

▲ゲームをスタートさせると「チョコボールの箱をかざしてクエッ!」、と表示される

アプリ開始後、手元にあるチョコボールの箱を選択し、ゲームをスタート。カメラにチョコボールの箱をかざすとキョロちゃんとコースが表示される仕組みです。

▲箱の上にキョロちゃんが乗って滑る

コースにあるアイテムを撮りつつ、障害物をよけつつ進もう。実際には手で箱を持ち、それを傾けることで、上に乗ったキョロちゃんが左右に移動します。

>> 「キョロちゃんAR チョコボールのパッケージでARゲームで遊ぼう!」

*  *  *

ARアプリのラインナップはほかにもまだまだありますし、頻繁に新作も登場しています。新旧問わず、新鮮に感じるアプリが多い印象です。皆さんも掘り出しアプリがないか、探してみてくださいね。

 


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(取材・文/井上 晃

いのうえあきら/ライター

いのうえあきら/ライター

スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。

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