崎陽軒の焼焼売、厚切りステーキ…焼いて分かったアウトドア用小さめ鉄板の使い勝手

■「鉄板で焼く!」といえば、テッパンの厚切りステーキ

やはり、鉄板で焼くといえば真っ先に思い浮かぶのが厚切りステーキです。鉄板の焼き面サイズは141x204mmで、大きめのステーキがちょうどのるサイズ。ヨコザワテッパンと比べると焼き面は若干小さめですが、ちょうど収まりました。

サイドが立ち上がっている分、油が垂れ落ちることがないので便利です。

カッティングボード形状で、ハンドルもちょうどいい長さ。持ちやすく、バーナーに載せたり、降ろしたりする際には重宝しますが、当然、鉄板なので高温です。ヤットコなどは付属していないので、持つ際には耐熱グローブがマスト。グリップスワニーの革製グローブだけでは熱すぎました。

ステーキを焼くだけなので、レシピというほどのものはありません。大きめのアメリカンビーフに、塩コショウを振って焼くだけ。

焼き時間とか、火加減とか、こだわればキリがないのでしょうが、今回は油をひいて(牛脂ではなくオリーブオイルを使用)、弱火でスライスニンニクに火を通した後、片面を強火で一気に焼き上げて反転。アルミホイールをかけて寝かせました。

ちなみに材料は、ステーキ1枚、塩・コショウ適量、ニンニク1片、オリーブオイル適量。付け合わせにジャガイモ半個、スライス玉ねぎ3枚、コーン適量です。

ステーキを寝かせている間に、輪切りにした玉ねぎと下茹でしたポテトを焼きます。玉ねぎの輪切りが3枚と、じゃがいも半個をちょうどいい具合に焼き上げられました。

玉ねぎとポテトに次いで、コーンを焼きます。鉄板が小さめかつフライパンのようにサイドが立ち上がっておらず大きく揺すれないため、細かい食材を炒めるのは苦手です。炒める作業はスキレットに軍配が上がります。

お皿に盛って完成! アルミホイルをかぶせて寝かせていた分、中までしっかり温かく柔らかくできあがりました。

ステーキを焼くと、やっぱり「鉄板はいいっ!」って思わせてくれますね。

【次ページ】食材ではなく食品で鉄板を検証

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