なにこれ超快適!冬キャンプで「こたつ」を作ってみた!

■リビングならぬ居間が完成!

今回の冬キャンプで使用したテントはキャンパルジャパンの「ティエラリンド」(9万6800円)。3人用ですが、テントの半分が前室になります。実はここが重要。タープを張るのもいいんですが、暖かさを重視するならちょっとでも遮蔽された空間を作りたいところ。その点、このテントは、前室部分の3方を開け閉めできるので、締め切った状態でも幅約2.5m、奥行き約1.7mのスペースをリビングとして使えるんです。

ということで、さっそくこの前室部分にこたつを設置してみましょう!

まずはグランドシートを…、なのですが、なんと忘れるという痛恨のミス…。これはもうどうしようもないので、グランドシートを敷いているつもりで見てください。

まずは銀マットを前室全面に。そしてその上にホットカーペットを敷きます。

▲銀マットは厚ければ厚いほど快適ですが、かさばるのでペラペラでもOK

さらに今回はその上にキルティングのラグを敷きました。

▲どれだけぶ厚く敷けるかがポイント。厚ければ厚いほど当然ながら快適!

そして今回、“キャンプdeこたつ”を思い付いたきっかけとなるテーブルを。そうこれは、昨年発売されるやいなや大人気で品薄となったモンベルのヒット商品「マルチ フォールディング テーブル」(1万4900円/税別)です。

▲真ん中にドン!と置いちゃいましょう

独自の“ハイローザ”システムで高さを3段階に変更できる画期的なアウトドアテーブル。これの「ザ」=「座」状態を見て、こたつ作れるんじゃね? と思ったわけです。これがベースになります。

この上にこたつ布団を載せます。

▲おぉ、こたつっぽい!

こたつ布団には、スノーピークの封筒型寝袋「セパレートシュラフ オフトンワイド」(1万9800円/税別)を使用しました。このシュラフ、上下2枚を3辺のファスナーで連結させる形状になっています。その1辺だけつなげておけば、約2m四方の布団が完成。これをテーブルに載せればいいだけ。

ただし「マルチ フォールディング テーブル」の“座”状態の高さは39cm。これって実はそこそこ高いんです。通常のこたつより気持ち高いぐらいのイメージ。なので、ちゃんと真ん中にシュラフを載せないと四方が下までちゃんといかないので注意。

あとは天板を置けば完成です。

▲アウトドアギアだけで作った“キャンプこたつ”が完成!

天板にはコールマンの「ナチュラルウッドロールテーブル(65)」(1万1800円)の天板部分を使いました。これならコンパクトに運べる!

▲ギリギリだけどなんとか入った!

ちなみに今回は、「ナチュラルウッドロールテーブル(65)」の収納袋に、「マルチ フォールディング テーブル」一式と天板をまとめて入れました。実は「マルチ フォールディング テーブル」の収納袋にはギリギリ入らずで…。でもひとつにまとめられてよかった。

 

【次ページ】問題はホットカーペットが使えるかどうか

この記事のタイトルとURLをコピーする