コロナビールがよく合う、無限の可能性を持った両面ホットプレートの話【宅飲み家電 #09】

■2面焼きで広がるお酒のつまみ調理は何でもおいしい!

そんなわけで意を決して食材を買ってきました。まずは定番の「焼き肉」を、今夜のワインに合わせてオリーブオイルで焼いていきたいと思います。

肉がおいしいのは当たり前ですが、じっくり焼いたグリル野菜は旨味がギュッと凝縮され、味付けは塩コショウだけで十分です。長いアスパラガスも余裕で焼ける大判サイズもいいですね! 素朴な美味しさに、ワインがどんどん減っていきます。

しかし、両面ホットプレート君はまだ不満そう。まあまあ、待ちたまえ。2面に分かれているキミは、左右で違う味付けも可能だと言いたいのだろう?

そこで出番が来たのが「油揚げ」。2面で分かれている両面ホットプレートなら、洋風と和風メニューの同時進行が可能なのです。

右の鉄板にごま油を熱し、油揚げを投入します。”昔風”などと表記のある分厚いタイプがおすすめ。それでも近所のスーパーでは2枚で68円でした。安上がりなのも宅飲みの魅力ですね。皮を剥いて輪切りにした山芋も一緒に焼いていきます。火が通ったあたりで醤油を少々。焦がし醤油の香ばしい香りが広がります。

仕上げに鰹節を振りかければ、立派な宅飲みおつまみのできあがりです。マスター、ハイボールください! マスターはいないので自分で作ります。

続いてはエリンギを醤油バター味に。テフロン加工ですし、少なめの油で火を通したあとでバターと醤油をかけていきます。こってり香ばしい美味しさに「マスター、ハイボールおかわり!」

両面ホットプレートも「初心者なりに頑張ったじゃないか」と労ってくれているようにも見えたこの日…。だけど、「まだまだ甘いな」という挑戦的な表情に、翌日は付属のたこ焼きプレートを活用することを決意しました。

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