ビールと唐揚げのループが止まらない!ノンフライヤー調理の面白さ

■ノンフライヤーオーブンで唐揚げに挑戦

▲Epeios「ノンフライヤーオーブン」価格:2万5999円

「ノンフライヤーオーブン」は調理する際に油を必要としないというのが最大の魅力。油を使用しないことで健康的な調理を実現してくれるだけでなく、調理後の後片付けや油を熱する時間の短縮にも貢献します。

油を使わない揚げ物料理だけでなく、ロースト、ベイク、グリル、ドライ調理など、1台で様々な調理が可能。ボタン一つで本格的な出来上がりを堪能できる上に一度に複数調理できる14Lという大容量設計。

空気循環技術で食材を熱風で包み込み、食物の内部まで均一に加熱。食材に含まれる油分と水分だけで調理することを実現しています。その上、余分な脂も落としてくれるためヘルシーで美味しい料理を作ることができます。

調理中の食材の状況を確認できる透明なガラス扉のおかげで、食材の焼き加減などもチェックできます。油を使わない唐揚げを唐揚げと言えるのか?という疑問の中、調理をスタート。

唐揚げを作るために用意したのはカルディで購入した「ザンギの素」と鳥もも肉、ジップロックに卵、小麦粉の5点。色々な唐揚げ粉を試したのですが、居酒屋のような味がしっかりして衣のついたジューシーな唐揚げという理想像に近かったのがこの「ザンギの素」。あとは全部まとめてジップロックに漬けおくだけ。

底面に付属の「油・くず受け皿」を設置。そのあと付属の「メッシュバスケット」にクッキングシートを敷いてタレにつけた鶏もも肉を並べ庫内の中段にセッティング。油を使わない調理方法のため、ドロっとしたタレにすることでコロモ感を感じやすくしました。

今回は「180℃・30分・ロティサリーなし」に設定。スタートさせたらあとは待つだけ。庫内のランプが点灯するため蓋を開けることなく食材の状態を確認できます。

時間が経つとアラーム音で出来上がりを知らせてくれます。食欲をそそるきつね色の衣。このまま口に運びたくなる誘惑を抑えて……。レモンとマヨネーズ、ベビーリーフを添えて盛り付け。彩りを加えて盛り付けることでお店感を演出。

冷凍庫でキンキンに冷やしておいたグラスにビールを注ぐワクワクの瞬間。すでに喉はカラカラで準備万端の状態。醤油味のしっかりした味付けの唐揚げには切れ味と喉越しがさっぱりなスーパードライが最高の組み合わせ。

ビールを喉に流し込んだら、まずは出来立ての唐揚げをそのまま一口。カリッとした衣の中から鶏もも肉の肉汁がじわっと溢れ出します。口の中に残る唐揚げのしょっぱさ喉に流し込むようにビールをもう一口。居酒屋で食べるような出来立て熱々の唐揚げが食べたかった身としては極上の瞬間。揚げた唐揚げと比べて衣の油分が少ないためさっぱりとした味わいです。

お次はレモンを絞って味変。レモンの酸味で唐揚げがさっぱり。それだけじゃなく鶏肉の旨味をより感じられるから不思議。レモンは脂肪吸収を抑制する効果もあるそうで、運動不足になりがちな最近の状況を考えると必須アイテムとも言えます。

最後にマヨネーズ。せっかくのノンフライが台無しになる背徳感満載の組み合わせ。しっかりした醤油味の唐揚げをマヨネーズがマイルドに調和します。

なんでこんなに唐揚げとビールのループは最高なんでしょうか? しかも、ノンフライなのでそこまで胃がもたれないのもポイント。永遠とこのループを続けていたくなります。

ちなみに、付属の「メッシュバスケット」にクッキングシートを敷かないで調理するとメッシュの隙間に肉や衣がくっついてしまいます。余分な油を落とすという意味ではヘルシーでおすすめですが、後処理を考えるとクッキングシートを敷く一手間の方がラクチン。

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