クラフトビールってどう持ち帰る?クラフトビールの頼み方とグラウラーの使い方

■家での疑問編

Q テイクアウトしたビールは何日くらい持つ?
A 未開封で2~3日ほど。でも早く飲むのがベター

時間が経つにつれて味がどんどん変わっていく銘柄もあるので、一概にはいえませんが、未開封で2~3日ぐらいが目安です。開けたら、なるべくその日のうちに飲み切りましょう。グラウラーはあくまでも“一時保存容器”。ビール購入後、早めに飲みきるのがおすすめです。

Q グラウラーからコップへ注ぐときのコツはある?
A 泡を無理に立たせないように注ぎましょう

専門店でせっかくいいビールを買ったなら、お店で飲むのと同じぐらい上手に注いでおいしく飲みたいもの。そこで、クラフトビールの個性が際立つワイングラスを使った上手な注ぎ方を2STEPでレクチャーします。ワイングラスは使う前に一度すすぎ、雑味のもととなる臭いやほこり、洗剤の洗い残しなどを落としましょう。

STEP1…泡を無理に立たせずに注ぐ

ふわふわの泡を立たせようとやっきになる人も多いかと思いますが、クラフトビールではご法度。無理に泡立たせると雑味につながるので、ゆっくり丁寧に注ぎましょう。注ぐ量はワインと同じ。ワイングラスの横幅が一番広い部分まで注ぐと、ビールの真価が発揮されやすくなります。

STEP2…飲む前にグラスをゆっくり回す

ビールを注ぎ終わったら、グラスを回してなじませましょう。これでビールの香りがより立ち上ります。これで、上手な注ぎ方の2STEPは完了です。

ワイングラスにはビールの持つ酸味や苦み、香りをぐっと際立たせる効果がありますが、タンブラーにはビールの突出した個性を平均的にして、飲みやすくする効果があります。

ちょっと特別な銘柄や個性的なビールをじっくり味わいたいときはワイングラスを使う、ぐびぐびラフに飲みたいシーンではタンブラーを使うなど、気分に合わせて入れ物を使い分けるといいでしょう。

Q 使い終わった後、どうやって洗えばいい?
A 基本は普通の食器洗いと一緒です

通常の水筒や食器と同様に、中性洗剤&柔らかいスポンジで洗い、自然乾燥させましょう。特に汚れが気になる場合は、重曹を溶かしたお湯にひたしてください。

漂白剤の使用は、ステンレス製のグラウラーではNG。ガラス製であればOKです。傷や錆びの原因になるので、金属タワシやクレンザーも使わないでください。一部のグラウラーは食器洗い乾燥機にも対応します。

■自分でグラウラーにビールを注ぐ場合の疑問編

Q グラウラーにビールを入れるときのコツは?
A とにかく“優しく入れる”のが大前提

ビールは冷蔵庫でしっかり冷やすとともに、液体を落ち着かせておきましょう。詰め替える直前にグラウラーに氷水を入れて、容器の内部を冷やします。氷水を捨てて水気をきったら、グラウラーを斜めに傾け、缶や瓶からビールを注ぎます。

泡が立たないよう、丁寧に静かに注ぐのがコツ。ビールの泡を楽しみたい人は、グラウラーからワイングラスやタンブラーに泡を立たせながら注ぐといいでしょう。

■キャンプで使いやすいタンブラーはこれ!

上手なグラウラー使いでビールを最高の状態にキープできたなら、味わうときのグラスにも気遣いたいですね。夏のキャンプでビールを飲む際に重宝するのは、保冷力&耐久力のあるグラス。

STANLEY(スタンレー)の「スタッキング真空パイント 0.47L」(3850円)は、ドリンクの冷たさを長時間キープできる、真空ステンレス鋼を使用した耐久性に優れたパイントグラス。ホットドリンクを注いだ場合、外側が熱くならず持ちやすいので、秋冬のキャンプでも重宝します。

飲み口が広いので、底面までしっかり洗いやすいのもメリット。同シリーズのグラスをスタッキングできるため、収納場所をあまりとりません。8色のカラーを展開しているから、何人かで飲んでいてもマイグラスの見分けがカンタン。もちろん屋外だけではなく、ホームパーティーでも活躍間違いなしのアイテムです。

■グラウラー初心者でも親身になってくれるショップ

東京・恵比寿の駅近にある、日本初のグラウラー・ショップ。樽生とBOXを含め、5種類のクラフトビールの量り売りに対応。ミードやシードル、コンブチャなども販売しています。グラウラーの一時お預かりサービス(無料)などのユニークな取り組みも。各種メーカーのグラウラーを取り揃え、海外からセレクトした珍しい缶ビールも揃っています。量り売り対応銘柄のテイスティングも楽しめます。

Liquor Shop NIGHT OWL
所在地 東京都渋谷区恵比寿1-8-3恵比寿リバストーンハイム103
電話番号 03-6277-3743
営業時間 14:00~21:00、金14:00~22:00、土・日・祝12:00~20:00 ※営業時間は変動する可能性があるのでHPなどで確認ください
不定休

<取材・文/嶺月香里 写真/末松正義>

嶺月香里│フリーのライター、編集者。記事のテーマは料理レシピ、酒、レストラン、お取り寄せ、調理器具や調理家電など飲食全般。ほか、旅、温泉など

 

 

 

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