トイドローンRYZE「Tello」は小さいけれど機能は本格派!初めて扱う人の練習用にもピッタリでした

■機体は小さくても機能は本格的!

さて「Ryze Tech Tello」ですが、機体重量は約80g、サイズは98×92.5×41mm、飛行時間は13分、スピードは8m/s。飛行機能はFPV機能、手投げテイクオフ、宙返り、自動飛行があるようです。プロペラを除く本体だけならスマホより小さく、手のひらに乗るほど。

本体前面にはカメラも付いていて撮影も可能。とはいえ静止画は5MP(2592×1936)、動画はHD720p30なので、ちゃんとしたドローンのようにハイクオリティ動画を撮影というわけにはいきませんが、気軽に空からの世界を眺められます。今回は、空撮動画を撮るというよりも、ひとまず操作に慣れるのが主目的なので問題ありません。止まっている時の画像はまだいいのですが、移動中の画像はかなり粗くなります。

◾️セッティングはほぼなし。アプリを入れたら準備完了!

操作はスマホに「Tello」アプリを入れ、Wi-Fi接続して行います!

接続は他のガジェットと変わりません。本体側面の電源ボタンを押して起動→アプリ画面右下にあるTelloに接続→端末のWi-Fi設定メニューから「Tello-xxxxxx」を選び接続→アプリに戻ればいよいよ操作開始です!

アプリ内の操作説明は日本語で書かれていますが、アプリを立ち上げると表示されるBeginner Guideは英語なので、HPでユーザーマニュアルをダウンロードしておくのもいいかもしれません。

コントロール自体は前進、後進、上昇、下降、右回転、左回転、撮影ぐらいなので迷うことはありません。問題はうまくコントロールできるかです。

恐る恐る、「離陸しますか?」のスライドバーを右にスライドさせいくと、最後の方で一気にプロペラが回り始め、ドローンらしい唸りを上げながら飛ぶのですが、オロオロしているうちにガシャーン! いきなり窓のブラインドにぶつけてしまいました(操作が分からずに撮影ボタンを押してしまったのか、写真が残っていました)。

そしてブラインドに絡まり、いきなりプロペラが2枚取れるというアクシデント。10年ほど前、手のひらサイズのオモチャを触ったことがありますが、電源を入れて触った途端、飛んでいってブラインドに絡まった記憶がよみがえります。

「よくあることだよね!」と気を取り直してプロペラを取り付けると、機体が前のめりになりまったく飛ばないではないですか! そして「センサーエラーです。再起動してくださいの文字」。買って早々に使えなくなるとは…泣きそうでしたが、実は取れたプロペラの装着位置を間違えていただけ。

よく見るとマークが付いているプロペラと、ないものがあります。これを左右間違えていたのです。

再チャレンジすると見事テイクオフ。「お〜、飛んだ」と感動しましたが、操縦方法をちゃんと理解しておらず、狭い部屋だったために破損を恐れてすぐに着陸。

日を改めて空き地で試しましたが、思うように操縦できません。カメラがある方が前で、ない方が後ろ。突き進むのは簡単ですが、Uターンして自分の方に向かってくる時の操作が難関。こればっかりは慣れが必要です。ちょっとでも風があると流されるので、やはり屋内がベストですね。

でももしかしてコントローラーがあれば、操作が直感的になるのでは! と追加でポチりました。接続は簡単。「Tello」アプリで、「コントローラーを接続」を選ぶだけ。試してみると、雲泥の差。圧倒的に操作しやすくちょっと上手くなった気がしました。

見た目もそれっぽい。

とはいえ、ボタンが多く、コントローラーのボタンを全部を覚えきれないので、とりあえず今は簡単な操作のみ。まずは機体の向きを変える、思った方向に進めるように操れるようになるのが目下の目標です。そしてふと思いました。ドローンは微妙なスティックさばきが欠かせません。つまり、これは頭の体操にもいいんじゃないかと(未確認です)! 最近、物忘れが激しいだけに、そう思ったら、俄然やる気が出てきました!

そして慣れたら免許取得もそうですが、FPV(ファースト・パーソン・ビュー)もなんて夢が広がります!

ちなみにトイドローンはフライト許可はいらないものの、どこでも飛ばしていいわけではありません。都道府県のや市町村の条例で禁止されている場所(公園や史跡、神社)、道路、小型無人機等飛行禁止法、空港等の周辺空域等は避け、日中に飛行させること、目視範囲内で飛行させる、人が集まっているところで飛ばさないなど、飛行ルールを守って飛ばすことが大切です。

 

>> RYZE「Tello」

<取材・文/澤村尚徳(&GP)>

 

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