◾️世界中が追いかける一本。その味は"畑"から始まっていた
▲実際に畑を歩くことで感じる、この地の豊かさを噛み締めながらワインの魅力を解説。吹き抜ける風が心地よい。
日本ワインを語る上で外せない存在が「ドメーヌ・タカヒコ」だ。海外のトップレストランでもオンリストされ、そのワインを求めて世界中のワインラバーが余市を訪れる。だが、曽我氏が目指しているのは、自身だけが有名になることではない。「僕一人がすごくても意味がない。余市に100軒のワイナリーができて初めて産地になるんです」。
畑を歩きながら聞いた話も印象深い。「究極を目指すんじゃなくて、農家のおじさんでも真似できる造りがいい」。誰でも始められるワイン造りだからこそ、若い世代が地域に根付き、町そのものが豊かになる。ワインは目的ではなく、余市という土地を未来へ残すための手段。そのスケールの大きな思想に、参加者たちは何度もうなずいていた。
▲ジョークと熱の入り混じる曽我氏のトークに参加者たちは興味津々。畑での乾杯もすこぶる好評で極上の体験に。
◾️『Sagra』の魂を受け継ぐ、新たな美食の拠点「Lift Up 余市」
その日の締めくくりとなったのが、『Sagra』跡地に誕生した『Lift Up 余市』でのメーカーズディナーだ。
料理を手掛けるのは白鳥翔大シェフ。余市で採れるアスパラや海藻、鹿肉、つぶ貝、ウニなど、この土地の旬を一皿ずつ丁寧に描いていく。茶碗蒸しには積丹産の海藻「マツモ」、スライスした白アスパラにはラン・セッカのPon nitay、ウニの海苔巻きにはナナツモリ・ブランドノワール2021——曽我氏自らもペアリングを解説し、、「ワインは完成品じゃない。時間とともに変化していくから面白いんです」と語る。
料理もワインも、その日の余市を映すもの。だからこそ、この場所で味わう意味がある。
▲旬のスナップエンドウとつぶ貝を合わせた一皿。シャキッと弾ける豆の甘みと、つぶ貝の心地よい歯ごたえが重なり、余市の初夏を軽やかに感じさせる。
▲余市の新たなガストロノミー拠点『Lift Up 余市』を率いる白鳥翔大シェフ。地域の生産者とともに土地の魅力を磨き上げ、一皿を通して余市という風景を表現する。
▲余市近郊の旬の恵みを少しずつ盛り込んだおつまみ盛り合わせ。ワインへの期待を高めながら、この土地ならではの季節の味覚を軽やかに楽しませてくれる。
◾️一杯のワインの向こうに、余市という未来が見えた
▲この日の主役は、「ドメーヌ・タカヒコ」を中心とした余市を代表するプレミアムワイン。造り手自らが一本一本の背景や味わいを解説しながら楽しむ、贅沢なメーカーズディナーとなった。
曽我氏が描く未来は、ワイナリーだけが並ぶ町ではない。
ブルゴーニュのように畑を巡り、町で食事を楽しみ、宿泊し、その土地を好きになって帰る。ワインを入口に、人が集まり、レストランが生まれ、町全体が豊かになっていく。そんな未来を本気で目指している。
今回の「三井住友カード Visa Infinite」限定イベントは、その構想を実際に体験できる時間でもあった。畑を歩き、生産者の話を聞き、その土地の料理とワインを味わう。知識ではなく"体験"として記憶に残るからこそ、ワインがもっと好きになる。
「三井住友カードVisa Infinite」では、こうした会員限定イベントを今後も予定しているという。レストランを予約するだけでは出会えない景色がある。もし"食"を旅するように楽しみたいなら、その扉を開く一枚として、このカードは少し気になる存在になるかもしれない。
▲イベントを終え、笑顔を見せる『ドメーヌ・タカヒコ』の曽我貴彦氏(左)とLift Up 余市の白鳥翔大シェフ(右)。余市の食とワインの未来を語り合う二人の表情から、この土地への深い愛情が伝わってきた。
◾️貴重な2本をプレゼント!
今回、読者プレゼントとして、北海道余市町で栽培されるピノ・ノワールを100%使用し、赤いベリーや黒系果実、スパイスの香り、旨味がゆっくりと広がる「ドメーヌ タカヒコ ナナツモリ ピノ・ノワール 2024」を2本ご用意しました。
『食楽』の公式Xにて応募しますので、チェックしてみてください。@syokurakuweb
⚫︎DATA
Lift Up 余市
TEL:0135-22-2800
住所:海道余市郡余市町登町987-2
営業時間:18:00〜21:00(完全予約制)
定休日:月・火・日
>>ホームページ

















