▼2017年
■独自の高音質技術を満載したワイヤレスモデルの最高峰
ソニー
「WH-1000XM2」(実勢価格:4万円前後)
「MDR-1000X」の後継となるNC搭載ワイヤレスモデル。スマホアプリとの連携でNCレベルの調整や行動に合わせた自動モード切り替えが可能。高音質コーデックであるaptX HDやLDACに対応する。NC使用時は最大30時間駆動。

▲ヘッドホンの内外にマイクを配置。騒音と音楽信号をデジタル化し、より静かな環境でよりクリアに音楽を再生する

▲右側ハウジングに搭載したタッチセンサー全面を手で触れると、一時的に音量を絞り、外部の音を聞きやすくできる

▲スマホのハンズフリー通話やNFCによるワンタッチ接続、8台までのペアリングなど、細かな使い勝手も追求した
【殿堂入りポイント】
第2世代モデルは使い勝手も大幅に進化
ハイレゾ、ワイヤレス、NCといった機能を高い水準で満たしたモデル。評価が高かった前モデルの魅力を踏襲しつつ、NC機能のカスタマイズなど、使い勝手のよさが高まりました。“S-Master HX”をはじめウォークマンの高音質技術を搭載するところも特徴です。
■最上位モデルの高音質技術をスマートサイズに凝縮
ソニー
「ウォークマン NW-ZX300」(実勢価格:6万5000円前後)
「WM1」シリーズ同様に新開発の独自フルデジタルアンプ”S-Master HX”を採用し、DSDのネイティブ再生や出力を強化。非ハイレゾ音源のアップコンバート機能も備える。PC用のUSB DACとしても利用可能。内蔵メモリー64GB。

▲側面ボタンに加えて、タッチパネル操作にも対応。いずれも直感的に操作できる設計で、状況に応じて使い分けられる

▲バランス接続に対応し、4.4㎜ 5極ジャックも装備。左右信号の混信を抑え、ノイズの少ない繊細なサウンドを再現できる

▲シャーシやリアパネルにはアルミ素材を使用。強度を確保すると同時に、音の透明感やツヤ、自然な伸びを高める効果もある
【殿堂入りポイント】
手が届く価格帯で満足できる高音質
音にこだわる人が手を出しやすいミドルクラスの価格帯ですが、フルデジタルアンプ”S-Master HX” やバランス出力対応の4.4㎜ジャックなど高音質技術を凝縮。価格以上のサウンドクオリティを楽しめます。所有欲を高めてくれるアルミ素材の筐体も魅力のひとつですね