クラウン&カローラだけじゃない!40年以上続く老舗モデル【ホンダ/三菱/スズキ編】

■三菱 デリカ

▲初代デリカ

D:5、D:3、D:2と、現在は三菱のハイト系ラインナップでその名が使われるデリカ。もともとは1968年にトラックでその名が用いられ、翌年にライトバン、ルートバン、デリカコーチが追加されます。このラインナップはハイエースなどにも通じるものでした。

ところが1979年に登場した2代目が、デリカの歴史を動かします。バンは王道のビジネスカー路線を進みますが、デリカコーチがデリカスターワゴンという名称に。そしてこれが現在のデリカの系譜となっていきます。

▲デリカスターワゴン

1982年にデリカはワンボックス初となる4WDを追加。スターワゴンにも4WDが設定されました。スターワゴンの4WDにはパジェロと同じパートタイム4WDを採用。大径タイヤを履き、最低地上高も高められるなど、オフロード性能を意識した作りになります。

世の中はヘビーデューティがブームとなりアウトドアレジャーを楽しむ人が増加していた頃。本格的な4WDが欲しいけれど人も大勢乗せたい、という人がこぞってスターワゴンを選ぶようになります。通算3代目となる2代目スターワゴンは1986年にデビューしました。

▲デリカスペースギア

通算4代目となるスペースギアは1994年デビュー。ミニバン色を濃くしながらも、本格的4WD+高い最低地上高というコンセプトをスターワゴンから受け継ぎました。そしてモノコックボディが全盛の中、ラダーフレームとモノコックを一体化したビルトインフレーム構造で堅牢さを確保します。

▲現行型デリカD:5

通算5代目となる現行型D:5は2007年デビュー。ミニバンとしての性能を高めながら、デリカのアイデンティティであるオフロード性能も併せ持つ唯一無二の存在として、多くのファンを惹きつけます。

SUVに乗りたいけれど人も大勢乗せたいし荷物もたくさん積みたい。ミニバンが欲しいけれど、アウトドアで役立つ本格的な4WD性能が欲しいという人にとって、昔も今もデリカ以外の選択肢がありません。そのため、スターワゴンからずっとデリカに乗り続けている人もいるほど。また、デリカファンはディーゼル志向が高いのも特徴。D:5は当初ガソリンのみの設定でしたが、2013年にディーゼルエンジンを追加。そして6割以上の人がディーゼルを選ぶようになったのです。

 

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