ハンターカブ&クロスカブを専門メーカーのパーツでドレスアップ!【趣味と遊びの秘密基地ギア】

【SP TAKEGAWA】

▼もっとパワーを! そんな望みをかなえるチューンもできる

SP TAKEGAWA
「CT125 ハンターカブ スーパーヘッド・4V+R」

外装はもちろん、エンジンのボアアップキットを組み込んで排気量を増やし、パワーアップチューニング。143ccと181ccが用意されている。ただ、エンジンの分解と組み立てには知識と技術がいるので、組み込みはショップに任せよう。

キットには含まれていないが、ボアアップによって排熱量が上がる分、念のためにオイルクーラーを装着したほうがいい。純正エアクリーナでもいいが、ポテンシャルをフルに引き出すには、エアフィルターを使用したい。純正エンジンのエアクリーナーボックスをエアフィルターに交換するだけでも高回転域の出力アップが可能だ。

「ハイパーeステージボアアップキット143cc」であれば、最大出力は約13馬力。街中での使用がメインという人には、こちらでも十分パワーアップした感覚を得ることができるはずだ。

「スーパーヘッド4V+Rコンボキット181cc」でボアアップすると、最大で約16馬力超え。これはノーマルの約2倍のパワーで、出だしはもちろん、中速域から高速への加速も良くなる。

ノーマルとは違った、様々なスタイルの表示ができるメーター類も用意されている。この部分を交換するだけでも、カブに乗る楽しみが増える。

 

▼現行クロスカブでもレッグシールドが欲しい人に

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「クロスカブ110JA60 TAKEGAWA」

初代クロスカブ(JA10)にはレッグシールドが付いていたが、現行のJA60もそのスタイルで乗りたい、という人むけのカスタム。風防にフロントキャリア、フォグランプも付けて、乗り心地や夜間の安全性も向上する。

 

■もちろんそのまま乗って楽しいクロスカブ&ハンターカブ

カブの名を冠したトレイルモデルの元祖は、実は1961年にアメリカで発売された、49ccOHVエンジンの「CA100T TRAIL50」。これはスーパーカブC100をベースに、レッグシールドやフロントフェンダーを取り外し、大型のリアスプロケットやブロックタイヤを装着したものだった。

この背景には、アメリカのアウトドア愛好家がスーパーカブを自ら改造して積み込み、四輪では分け入れられない海や野山で遊ぶために使用していた光景を、当時のアメリカホンダの社員が目の当たりしたことからだった。

続いて山火事の原因となる太いエキゾーストパイプを細くした、54ccをベースにパワーアップした「C105T TRAIL55」を’62年に発売。そしていよいよハンターカブの原型となる、アップマフラーの「CA105 TRAIL55」が’63年に誕生する。

そんな流れを受け継ぎ、今また愛されているのが、CTとCCの名を持ったバイクたち。どちらのシリーズも、ノーマルのままでも街中からトレイルまで、自由に、そして楽しく軽快に走り抜けられる性能がある。

スクーターとは違い、バイク本来のスタイルを保ちながら、個性的なデザインも楽しめるクロスカブ&ハンターカブで、街中からトレイルまでを駆け抜ける爽快感を感じてみよう。

 

「CT125・ハンターカブ」(44万円〜)

エンジンは最高出力6.5ps/7000rpm、最大トルク10N・m/6250rpmと、トレッキングを想定して低回転域で力を発揮する特性。街中から野山まで様々な場所で走れる。

 

「クロスカブ110」(34万1000円〜)

大気や回転数に合わせて効率的なエンジン燃焼に制御するPGM-FIが余分な排出ガスを抑制し、排気系の触媒が有害物質の低減する、自然に配慮したモデル。

 

「クロスカブ 50」(29万7000円〜)

レッグシールドを廃し、全体的によりアクティブなデザインに仕上げられたカブ・ファミリーの末っ子。街にも自然の中にもフィットするクロスオーバーマシン。

>> 特集【趣味と遊びの秘密基地ギア】

※2022年9月6日発売「GoodsPress」10月号38-41ページの記事をもとに構成しています

<取材・文/松尾直俊>

 

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