秋の行楽シーズンは手ぶらでね!ポケットいらずのミニショルダーバッグ5選

1. 人気のバックパックがショルダーポーチに変身

THE NORTH FACE
「BCヒューズボックスポーチ」(8800円)

ボックスシルエットに大胆なロゴ使い。どこか既視感のある本作は、THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)を代表するロングセラーバックパック「ヒューズボックス」をリサイズしたショルダーポーチです。

メイン素材はバックパック同様、環境に配慮した1000デニールのリサイクルポリエステルに、TPEファブリックラミネートを施した高強度生地を採用。濡れや汚れに強く、重い荷物でも気兼ねなく収納できる高い耐摩耗性により、タフに使っても問題なし。

イージーな荷物の出し入れを可能とし、荷物を無造作に放り込める大きな開口部、型崩れしないようにシルエットを保持するパッド入り背面構造といった、ベースモデルの特長を踏襲。内部には小物の仕分けに便利なオーガナイザーも備えているので、バッグの中がゴチャつくのも回避できます。

また、フロントには小物類をジョイントできる便利なデイジーチェーンを装備。必要な場面で出せないとストレスになるキー類を、カラビナで装着するのもオススメです。
サイズ:H24.5×W16×D7.5cm 容量:3L

>> THE NORTH FACE

 

2. 暗闇で光る安全性、軽量&スリムでランナー御用達

GREGORY
「テールランナー/リフレクティブブラック」(7480円)

1990年代のアメカジブーム時代から存在感を放ち続けるカリフォルニア発のバックパックブランドGREGORY(グレゴリー)。数多くある同社アイテム群の中でも、軽量&スリムシルエットでランナーを中心に支持を集めるのが「テールランナー」です。

さらにこのウエストバッグの新定番を、夜間の散歩時やウォーキング時に役立つリフレクト仕様へとアップデートしたのが本作。開口部、ジップの引き手、ロゴ部分が車のヘッドライトの光などを再帰反射して安全を確保します。

収納部分は潔くメインコンパートメントのみですが、500mlペットボトルが横に倒した状態で最大2本入ります。両開きのダブルジップを採用した開口部も大きく開くので、荷物の取り出し時にもストレスフリー。

内装にはもうひとつ、面ファスナー付きの収納ポケットも配置しているため、行動中に小物や貴重品類を落とす心配もありません。また、装着して分かるのが使い心地。本体サイズの割にウエストベルトは38mmと幅広なので、安定感も抜群です。
サイズ:H12.5 × W39 × D8cm 容量:2.5L

>> GREGORY

 

3. パートナーや家族とのシェアにも適したニュートラルデザイン

F/CE.
「エフシーイー ロービック ミニ ポシェット」(1万2100円)

身体に密着させて持つボディバッグの類は、着こなしの幅を限定してしまう恐れも。そこでお次は、多様な格好とシーンに対応するショルダーポーチ型を紹介します。ブランドはF/CE.(エフシーイー)。

日常生活を快適に過ごすための機能に、旅から得たイメージを乗せることで、優れたデザイン性と両立させたプロダクトを展開するエフシーイー。ウエストバッグの定番「ロビックエアー」シリーズの新型「エフシーイー ロービック ミニ ポシェットは、都市生活にも馴染みのよいニュートラルな雰囲気を放っています。

ボディ素材には、軽さと強度のバランスに優れた420デニールのロビック糸を特注で中空糸にして誕生させた“ロビックエアー”を採用。軽量200gを実現し、素材由来のマットシャイニーな質感がどこかレトロな面持ちです。

持ち手部分のロープを取り外せば、バッグ・イン・バッグとしても使用可能。コンパクトなサイズ感で、ちょっと近所までなんて時に重宝します。ユニセックスなデザインに仕上げているので、パートナーや家族とシェアするのもよいでしょう。
サイズ:H16×W19×D3cm 容量:1L

>> F/CE.

 

4. 経年変化が楽しめる、大人のコンパクトレザーバッグ

土屋鞄製造所
「リビート クロスボディバッグ」(3万9600円)

機能性に主眼を置いたギアライクなモデルが続いたので、ここで毛色を変えて、大人の着こなしにマッチしてくれるレザー素材のモデルをご覧いただきましょう。作ったのは1965年創業、確かな職人技を詰め込んだレザープロダクトで、モノ道楽たちを魅了する土屋鞄製造所。

「リビート クロスボディバッグ」で使われているのは、マットな質感が特徴のヴィンテージワックスレザー。使い込むほどに柔らかな肌触りと色ツヤが増していき、味わい深く経年変化していく様子が楽しめます。

これだけコンパクトだと収納力に不安を覚えてしまうものですが、そこはご安心あれ。本体メイン収納部には、2つ折り財布やキーケースに300mlペットボトルといった外出に不可欠なアイテムがミニマルに収まり、背面に配されたジップポケットには、現代の必需品スマホも収納可能。

もちろん背負い心地に関しても文句なし。2種類の方法で調節できるショルダーベルトによって、美しい曲線で構築された立体的ボディが身体に沿うよう心地良くフィットします。
サイズ:H16.5×W30.5×D9cm

>> 土屋鞄製造所

 

5. ショルダーストラップをカスタムしてバッグに!?

AS2OV
「ハビット」シリーズ(ショルダーストラップ4950円、コンパクトウォレット6050円、コインケース4180円、ポーチ8800円、サングラスケース4950円)

最後は「これは、バッグと呼ぶの?」と、思わず言いたくなるような変わり種で締めたいと思います。AS2OV(アッソブ)は、デザイン性と機能性を兼ね備えたバッグを人々と共有することをコンセプトに作られたブランド。

この「ハビット」シリーズは、ショルダーストラップとそこに取り付けられる4つのポーチを自在にカスタムすることで、日常生活のあらゆるシーンの中で“ハビット(習慣的)”に使ってもらえるようにと開発された新感覚のショルダーバッグです。

システムの核となるショルダーストラップだけでも、スマホを装着できるアタッチメントや丸カラビナ、ナイロンループ、ドローコードなどのギミックを過積載。ここにコンパクトウォレット、コインケース、ポーチ、サングラスケースという機能的オプションが加わります。

しかも今季発売の新作では、自社開発の軽量防水透湿素材“アンバイ テックス”を採用。これまで以上に、タウンにアウトドア、ビズにカジュアルと、あらゆる場面&スタイルでの活躍を約束します。
サイズ:W7.5〜14.5cm(ショルダーストラップ)H10.5×W12.5×D1cm(コンパクトウォレット)、H7×W9.5×D2cm(コインケース)、H15×W19.5×D35cm(ポーチ)、W8xH17xD2.5cm(サングラスケース)

>> AS2OV

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余計なモノは持たず、必要最低限の荷物だけ携えて、ミニマルに行動する。世の様々な物事が最適化された現代にあって、ショルダーバッグは最善最良の選択といえます。

税込1万円以下で手に入るモデルもありますし、気楽に取り入れられて機能性も十分! ならば色んなバリエーションを用意して、自由なバッグライフを楽しむのが正解じゃない? というハナシです。

 

>> 2022秋 最旬バッグ特集

<文/TOMMY スタイリング/宇田川雄一 メイン写真/田中利幸>

TOMMY|メンズファッション誌を中心に、ファッションやアイドル、ホビーなどの記事を執筆するライター/編集者。プライベートでは漫画、アニメ、特撮、オカルト、ストリート&駄カルチャー全般を愛する。Twitter

 

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