大画面テレビは「次世代液晶搭載」&「チューナーレス」に注目【令和の新殿堂入り傑作モノ】

【新潮流①】
<mini LED> 細かい制御可能な注目の液晶新技術

■有機ELと液晶の良いとこどり

日本メーカーでの先駆者。65DP1では8000個のmini LED使用と凄い数。55インチを推すのは買いやすさからです(折原さん)

シャープ
「AQUOS XLED 4T-C55DP1」(実勢価格:36万3000円前後)

mini LEDバックライトと量子ドット技術を組み合わせた、XLED技術搭載の4Kテレビ。従来製品に比べ72倍もの高密度に敷き詰めたmini LEDにより、コントラストや色の再現性、動画応答性が向上。大画面ならではの躍動感を味わえる。

▲高密度に敷き詰めたmini LEDバックライトをエリア毎に映像と連動させて分割駆動。光のまぶしさや引き締まった黒を実現

▲映像を解析して明暗差を伸長させるフレアブライトネス解析回路により局所的なコントラストを高められて明暗を豊かに再現する

 

■圧倒的な高輝度と今までにない色を再現

有機ELと同じ最上位の高画質エンジンを積み、高ビット精度の信号処理と最新の超解像技術を実現しています(折原さん)

TVS REGZA
「タイムシフトマシン4K Mini LED液晶レグザ 65Z875L」(実勢価格:36万5000円前後)

“誕生、ふたつのレグザの最高峰”というコンセプトで発表されたひとつ。新開発の映像エンジン「レグザエンジンZRα」を活用し、高輝度と漆黒の闇のような黒を再現。今までの液晶テレビでは得られない映像美を体感できる。

▲mini LED広色域量子ドット液晶パネル。緻密にLEDを配置して高輝度かつ色鮮やかな高画質を実現

▲AI技術で画面部分毎に分析。被写体と背景を識別して、それぞれに最適な超解像処理を行う。立体感とリアルさが実感できる

 

■ハイセンスの本気を感じる驚きの画質美

実は海外メーカーの方がmini LEDと大画面には積極的。そういう意味ではグローバルトレンドとして注目です(折原さん)

ハイセンス
「Mini LED ULED 4K 65U9H」(実勢価格:24万8000円前後)

2010年から日本市場に参入した海外メーカーのハイセンス。TVS REGZAと共同開発したAI活用エンジン「NEOエンジンPro」を搭載し、映像美でのポテンシャルの高さを実感。まさにフラグシップモデルにふさわしい商品だ。

▲「NEOエンジンPro」の高精度なAI技術により、圧倒的に情報量が多い4K映像の映像処理を最適かつ高速で行う

▲mini LEDバックライトと量子ドット採用により、従来の液晶テレビよりも純度の高い三原色を作る。画像を見比べてもその差は明確

 

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