1台で複数の役割をこなす調理家電は調理の時短や省スペース化に役立つ一方で、最近は手軽さに加え、料理をおいしく仕上げられるかどうかも求められている。
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“コスパがよい”と聞くと、つい価格の安さで判断してしまいがちだ。しかし本来のコスパとは、払ったお金に対してどれだけの効果が得られるか、ということ。毎日使う調理家電なら、多少値が張っても料理がラクになり、食卓が豊かになるものを選んだほうが、結果的にコスパは良くなる。
昨今、共働き世帯を中心に調理時間を短縮できる効率のよさと、限られたキッチンスペースでも使える、多機能でコンパクトな調理家電へのニーズが高まっている。こうした傾向はコロナ禍を経てさらに加速した。
その代表格が電気圧力鍋だ。煮込みや蒸し、炒めものまでこなせる上、調理中に火加減を見守る必要がない。スイッチを押せば、空いた時間をほかの家事や自分のために使える。料理に自信がない人にとっても、頼れる1台だ。
価格の安さだけで選んでしまい、使わなければ本末転倒だ。後悔しないためにも、“どれだけ自分の生活を豊かにしてくれるか”を軸に選びたい。
■5年後に差が出るコスパ新基準


「1台で複数の調理をこなせること」をコスパの基準として重視した。近年は共働き世帯の増加を背景に、時短につながる“タイパ”需要が拡大。さらに、コンパクト住宅の増加から“スペパ”性能も重要視されている。そこで今回は、調理家電を減らせる多機能性に加え、日常的に使いやすい実用性、そして美味しく仕上げられる製品に絞っている。
家電プロレビュアー
石井和美
さまざまな媒体に白物家電を中心とした製品レビューを寄稿するプロレビュアー。大型家電もレビューするため、一戸建ての「家電ラボ」まで設立。日々、家電のテストを行っている。
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