どうなる国立競技場!あの青い椅子がデザイナーズチェアに!?

2020年の東京五輪・パラリンピックのメイン会場となる予定の新国立競技場。建て替えのため、2014年5月に閉鎖された国立霞ヶ丘陸上競技場は、1958年に開場し1964年の東京オリンピックのメインスタジアムとしても使われた歴史ある競技場。

閉場までの56年間、サッカーやラグビーなどのスポーツ、コンサートなどで多くの人々が集まりました。この国立霞ヶ丘陸上競技場の解体に先立ち取り外された青い自由席のシートを、3組のデザイナーの手で、生まれ変わったのです。

座面の存在感を活かしたデザイン

ドリルデザイン、白鳥浩子、鈴木元の気鋭のデザイナーが手がけたアイテムはそれぞれ「TOKYOスツール」(3万2400円)、「pony チェア」(4万3200円)、「KOKURITSU ベンチ」(5万4000円)。

カリモク家具は設計と製造を担当しており、商品にはカリモクのロゴの焼き印が。さらに、このシートが国立競技場で使われていたことを証明するプレートが付属します。

背もたれのないシンプルな構造の「TOKYOスツール」は、プラスチックと木材による素材のコントラストが特徴的。ポニーのように小ぶりな「pony チェア」は、腰を支えるような背もたれが独特なデザイン。二人掛けの「KOKURITSU ベンチ」の2つの座面の幅は、国立競技場で使われていた当時のシートピッチを再現したもの。どれも、あたたかい思い出と未来の希望を感じるアイテムに仕上がっています。

販売期間は8月23日まで。すべて個数限定なので、欲しい人は早めにチェックを。
【チケットぴあ】http://t.pia.jp/feature/sports/sayonaragoods/

TOKYO スツール/ SAYONARA 国立競技場(限定数:350 脚)
デザイン:ドリルデザイン
価格:3万2400円
サイズ:W400×D400×H465mm(シートハイ:440mm)、3.3kg
シート素材:高密度ポリエチレン
材料:ホワイトアッシュ材
塗装:ピュアアッシュ色(ポリウレタン樹脂塗装)

pony チェア/ SAYONARA 国立競技場(限定数:150 脚)
デザイン:白鳥浩子
価格:4万3200円
サイズ:W395×D510×H650mm(シートハイ:420mm)、4.8kg
シート素材:高密度ポリエチレン
材料:ブナ材
塗装:ピュアビーチ色(ポリウレタン樹脂塗装)
※販売する商品は、シート下の左右の桟の高さを変更する予定です。意匠図面をご確認の上、ご注文ください

KOKURITSU ベンチ/ SAYONARA 国立競技場(限定数:200 台)
デザイン:鈴木元
価格:5万4000円
サイズ:W845×D400×H460mm(シートハイ:435mm)、6.5kg
シート素材:高密度ポリエチレン
材料:オーク材(集成材)
塗装:ピュアオーク色(ポリウレタン樹脂塗装)

(文/&GP編集部)

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする