面倒な窓掃除もほったらかしでOK!家事のロボット化は窓拭きにまでやってきた

■床掃除に続き、窓掃除もロボットが担う

▲セールス・オンデマンドは韓国のRF社と業務提携し、日本でウインドウメイトの販売を開始。製品は、韓国では2017年から試験的に販売されているが、本格的に提供を開始するのはまだ先とのこと

家電の輸入販売を行うセールス・オンデマンドは、昨年まで米アイロボット社のロボット掃除機「ルンバ」を日本総代理店として販売し、家庭用お掃除ロボットの市場を開拓してきました。そして今回、窓掃除ロボット事業という新たな分野に参入します。

▲クリーニングユニット裏(左)、ナビゲーションユニット裏(右)

ウインドウメイトには、窓の外側を洗剤で掃除するクリーニングユニットと、内側をから拭きするナビゲーションユニットがセットになっています。

 

 ■窓を挟んでボタンを押せばスタート

ウインドウメイトは、窓ガラスに本体を挟み、本体真ん中のボタンを押すだけで自動で窓全体を清掃します。掃除が終われば、自動的に元の位置に戻ります。窓ガラスへのセット方法は、ふたつのユニットを手に持ち窓ガラスを挟むだけとシンプル。ただし、磁石で引きつけられたふたつのユニットの間に手を挟まないように注意が必要です。

▲クリーニングパッドとナビゲーションパッドをそれぞれのユニットにセットする

▲ウインドウメイト専用の洗剤をクリーニングユニットに吹きかける。1回まんべんなく吹きかければ、約2平米分(一般家庭にある窓のおよその大きさ)が掃除できるという

▲青色の取付補助パッドを装着。手がユニット同士の間に入った状態で、磁石がくっつき手を挟むのを防ぐ

▲着脱落下防止ストラップを本体と手に装着。本体を持っているときに、誤って床に落とすのを防ぐ。本体の重さは、女性の手だと少し重みを感じる程度

▲窓ガラスに挟み、取付補助パッドを外す

▲ボタンを押せばスタート

本体には4種類の超音波センサーが搭載されており、スタート位置や、窓の高さと幅を測定します。また、左右にゆっくり動きながら上昇するときに、同じところを重ねて掃除していくので、拭き残りもありません。

充電が残っている状態ではボタンが緑色に光り、充電が必要になると赤く光ります。充電が足りないときは、充電が切れる前に自動的に元の位置に戻るようになっているため、途中で窓の高い位置に停止してしまう心配は無用です。

▲本体およびパーツ

なお、ウインドウメイトは窓の厚さによって4種類から選べます。しかし、「自宅の窓の厚さなんてわからない」という人がほとんどでは? そこで、窓の厚みを測定する「窓厚メジャー」が、ウインドウメイト取り扱い店舗や、ホームページの資料請求によって無料で配布されるので、安心して正しいモデルを選べます。

本体サイズは、ナビゲーションユニットが幅263㎜×奥行250㎜×高さ56㎜で、クリーニングユニットが幅250㎜×奥行250㎜×高さ50㎜。重さは、ナビゲーションユニットが1.6㎏~1.9㎏、クリーニングユニットが0.9㎏~1.2㎏。電源は、ウインドウメイト専用の充電式リチウムイオンバッテリーを採用します。連続使用時間は約90分間で、充電時間は最大7時間です。

【次ページ】窓掃除の現状と今後の期待う

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