タイヤに求めるのはグリップ力?いや"音”でしょ!

「SEAL」は、日本の職人の高い技術により作られた、リサイクルをコンセプトとしたプロダクツを提供するブランドです。これまでタイヤチューブをリユースして作られたバッグや靴などを手がけてきましたが、今回登場したのはタイヤそのままの姿を生かした驚きのスピーカー。

オートバイの使用済みタイヤをそのまま筐体に採用しているため、タイヤの柄(ドレットパターン)はひとつずつ異なります。また中心部には大分県産の杉間伐材を組み合わせているとのこと。

一見奇をてらったデザインにも見えますが、なかなかどうして音の方もいい感じ。タイヤ本来の弾力性が振動を適度に吸収することで温かみと深みのあるサウンドを作り出し、さらに木材の硬い素材により、柔らかく透明感のある独特な音質を実現しています。

アンプ内蔵、かつ有線・無線両対応なので、音楽プレイヤーやCDプレーヤーを有線でつなぐだけ、あるいはスマホやタブレットなどからBluetoothによるワイヤレス接続でつなぐだけで、気分に合わせて音楽を楽しめます。

サイズは47cm径(ただし使用タイヤによって1cm程度の誤差あり)、重さ約6kgというボリュームは、室内の雰囲気を一変させる圧倒的な存在感。流行中のインダストリアルなインテリアにもぴったりだし、イベントや店舗での演出にもインパクト大。砂や泥などの悪条件の地面に直接置けるタフな素材も魅力ですが、充電式ではなく外部電源が必要な点にはご注意を。

>> SEAL

 


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(文/&GP編集部)

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