手ブレなし! 映画品質で撮れる4KカメラDJI「Osmo」

そこで登場したのが、一体型手持ち4Kカメラ「Osmo(オズモ)」(8万5000円)。三方向の振動を制御する3軸スタビライズシステム搭載のグリップと4Kカメラが完全一体となった、世界初のアイテムだ。

開発メーカーは、小型の無人航空機システム(UAS)、いわゆるドローンを開発・製造するDJI。飛行制御技術と手ぶれ補正の分野におけるエキスパートが生み出したこの手持ち型カメラは、どんなに動いても映画撮影レベルのスタビライザーにより手ぶれを補正、スムーズで安定した移動撮影を実現してくれる。

Zenmuseシリーズのカメラは、1/2.3型センサーと開口角94°のレンズを搭載し、4Kの動画と12メガピクセルの静止画の撮影が可能。握りやすい設計のグリップにはコントローラーが配置されており、親指ひとつで撮影アングル、写真撮影、ビデオ撮影の切り替えが簡単にできる。

また、カメラが360°自動的に回転し連続して撮影する「パノラマ撮影」や、フリーハンドでも最長2秒の静止画を撮影できる「長時間露光の撮影」、1080p/120fpsの「スーパースローモーション撮影」、「タイムラプス撮影」なども可能。

同梱されているホルダーにスマホを装着し、その画面で撮影中の映像をリアルタイムで確認することも。アプリ「DJI Go」をインストールすればスマホからの操作で撮影もできる。
本体にはステレオマイクが内蔵されており、さらにプロレベルのサウンドが録音できる3.5mmプラグも使用可能だ。

さらに、「三脚」「拡張ロッド」「バイクマウント」「ユニバーサルマウント」「拡張アーム」といった別売りのアクセサリを使用することで、撮影の幅がぐんと広がるだろう。

グリップは、DJIの既存商品であるZenmuseシリーズと互換性があり、Zenmuse X3、 Zenmuse X5、Zenmuse X5 Rユーザーはグリップだけの購入もできる。

手持ちスタビライザーとしては、もはや最強レベル。プロアマ問わず、本格的な映像を撮影したい人は、気になるに違いない。

http://www.dji.com/ja

(文/&GP編集部)

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