重厚かつ気品ある水墨画を文字盤に模した国産腕時計「DIVIDO」

ミナセは総合時計製作メーカーの協和精工が展開する腕時計ブランド。日本が世界に誇る職人の技術と、日本人ならではの静謐(せいひつ)な美意識が生み出す腕時計は、国内外を問わず高い評価を得ています。なかでも人気モデルの「ディヴァイド」は、見る角度によって表情を変える造形、積み重なる多面体による複雑な輝きが魅力。

「ディヴァイド」はエスペラント語で「分割」という意味ですが、その名の通りケース上下、4つのラグが分割構造になっており、これにより既成概念を超える立体感とシャープエッジを生み出しています。

またあらゆる面とエッジにはザラツ研磨が施されています。これはミナセが得意とする加工技術で、現在、日本製の高級腕時計以外ではほとんど見られない幻の技術。これにより、歪みのないクリアで美しい面を作れたのです。

▲「DIVIDO」通常モデル

ケースインケース構造、外装部品を何度でも分解組立でき、傷んだ箇所の部品だけ交換できるなど、永続的なアフターメンテナンスが可能な“MORE(Minase Original Rebuilding Equation)構造”も「ディヴァイド」の特徴です。

そんな「ディヴァイド」の今度の新色は、文字盤が黒色のグラデーションとなっており、日本の水墨画の世界を表現。白と黒だけで表されるからこそ詩情に深く訴える、水墨画の美しさを見事に表しています。

発売時期は不明ですが、10月25日から開催されるドイツ最大の展示会「ウォッチタイム・デュッセルドルフ・ショウ 2019」にて先行発表されるとのこと。腕時計好きは要注目です!

>> ミナセ

 


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(文/&GP編集部)

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