こんなに安くていいの?「gooのスマホ」出ました

最も安い1万800円(税込)の「g01(グーマルイチ)」は、5インチのフルワイドVGA(854×480ドット)を搭載する3Gスマートフォン。LTEには対応していないので、正直、スマホをバリバリ使い倒したい人には向きませんが、初めてスマホを使う人や、電話やメールが中心のライトユーザーには十分な仕様。Android 5.0搭載の大画面スマホとしては、破格と言っていいでしょう。

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2万1600円(税込)の「g02(グーマルニ)」は、1.2GHzのクアッドコアCPU、5インチのHD(1280×720ドット)ディスプレイを搭載するミッドレンジモデル。LTEに対応し、メインカメラは800万画素、フロントカメラは500万画素。多くの人が満足できる仕様と言えそうです。

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3万2400円(税込)の「g03(グーマルサン)」は、最大1.5GHzのオクタコアCPU、5インチのHDディスプレイ、ソニー製の「Exmor RS」を採用する1300万画素カメラなどを搭載。「Hi-Fiサウンド」で音楽を聴けたり、ジャスチャーでアプリの起動やマナーモードへの切り替えができるなど、多彩な独自機能も備えています。今後のアップデートで、フロントカメラを用いる網膜認証により、ロックを解除できる機能も追加される予定。スペックや機能から判断すると5万円以上してもおかしくない仕様です。長く使い続けて、いろいろな機能を使ってみたい人には、最もコストパフォーマンスが高いモデルと言えるでしょう。

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なお、「g02」と「g03」は、デザイン・外観はまったく同じ。大画面のわりには薄くて軽く、タッチレスポンスもいいので、使いやすい印象を受けました。オンライン販売のみで、リアル店舗での展開は予定していないそう。ですので、「お店で触ってみて!」と言えないのが心苦しいのですが、「Androidスマホとしては比較的ベーシックな仕様で、持った感じはiPhone 6に近い」と言えば、イメージしてもらえるのではないでしょうか?

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SIMロックフリーですが、端末のみの販売は行わず、「OCN モバイル ONE」の音声通話SIMとセットで販売されます。端末には「goo milk feeder」というオリジナルアプリがプリセットされていて、オプションで加入できる端末保証やサポートサービスも用意されます。

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「gooのスマホ」の独自性として、「端末+SIM+アプリ+アフターサポート」という四位一体型サービスを提供することをアピールしていました。ただし、「OCN モバイル ONE」への加入が強要されるわけではないので、すでに格安SIMを持っている人も検討の価値はあると思いますよ!

(文/村元正剛)

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