超マニアック!“日本一長い私道”を走る宇部興産「ダブルストレーラー」がトミカに!

トミカは1970年に日本初の手のひらサイズの国産車ダイキャスト製ミニカーシリーズとして発売され、今年50周年。2020年1月時点で累計1050種以上の車種が発売され、累計販売台数は6億7000万台を超えています。

そんな膨大なラインナップの中でも、おそらくかなりマニアックな部類に入るであろうダブルストレーラーは、セメントの原材料である石灰石や中間材料のクリンカーを輸送する大型車両で、1台のトラクターがトレーラー2台をけん引する3両編成となっています。

実物のダブルストレーラーは全高約3.6m、全長約34mで、一度に最大88tもの石灰石やクリンカーなどを輸送しています。一方、トミカの「ダブルストレーラー」はトラクターと2両のトレーラーの連結状態で、約W24.5×H31×D190mm。トミカとしてはかなり大きなモデルです。

製品化にあたり、ダブルストレーラーの塗装に使われている色見本に合わせて専用の車体色を再現したほか、トレーラー部分に入った大型のUBEロゴも実車に配置されたバランスに合わせて調整するなど、細部まで忠実に作り込んでいます。

日本では法令により公道を走行できる車両の大きさなどが厳しく制限されており、ダブルストレーラーは一般の公道を走行できません。宇部興産の敷地内でのみ走行しており、一般の人の目に触れる機会はあまりありません。しかし、建物や橋、ダムなど世の中のインフラ整備に欠かせないセメントを生産する事業において、大切な役割を果たしています。トミカを通して、日本の素材産業の現場とその役割に少しでも関心を持ってほしいとの思いで作られたそうです。

迫力のトミカ版ダブルストレーラーで、日本のモノづくりに思いをはせましょう!

>> タカラトミーモール「ロングタイプトミカ No.129 宇部興産 ダブルストレーラー」

<文/&GP>

 

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