モバイルバッテリーメーカーが作る家電の実力とは

1. Anker RoboVac 10 (自動掃除機ロボット)

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ひとつめは自動掃除ロボット。注目すべきはやはりバッテリーです。

2600mAhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、吸引力は変わることなく、約100分間の連続使用が可能。 充電が必要なときには、自動で充電ステーションに戻ってくれます。20160611_Anker02

多くのロボット掃除機が採用しているニッケル水素バッテリーに比べて、このAnkerのおそうじロボットが搭載しているリチウムイオンバッテリーは、短時間充電が可能だという特性があります。モバイルバッテリーのノウハウを持ったAnkerとしてのこだわりポイントなのかもしれません。

清掃ツールにはサイドブラシ、回転ブラシがあり、本体の強力な吸引力との組み合わせによってお部屋の隅々まで清掃可能になっています。

実勢価格:2万9999円
サイズ: 約31 × 31 × 7.6cm
重さ: 約2.3kg


2. Anker HomeVac Duo (2-in-1 コードレス掃除機)

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ふたつめはコードレス掃除機。

これもまたバッテリーの良し悪しが製品の使い勝手と大きく関係するジャンルなので、Ankerの特性を活かした製品といえますね。

搭載された2000mAhのリチウムイオンバッテリーは、吸引力を維持したまま約24分間(エコモードの場合約60分間)も連続使用を可能にしています。20160611_Anker04

スティックモードのほかにハンディモードの使い分けができる仕様です。長時間の連続運転ができるため、家の外に持ち出してマイカーの車内清掃などにも重宝しそうです。

実勢価格:1万9999円
サイズ: 約26 × 19 × 117cm(折り畳み時の高さ: 69cm)
重さ: 約2.8kg


3. Anker エッセンシャルオイルディフューザー 超音波加湿器

20160611_Anker05もしかするとこのディフューザーが、Ankerの家電進出の試金石となるかもしれません。

もちろんバッテリーとの関連性はありません。むしろシンプルで洗練されたデザインによってAnkerらしさを見せています。

タンク容量により、100と250の2種類があり、 この写真では鮮やかな水色が見えますが、イエローやグリーンなどの7色から、最もリラックスできる配色設定を選択可能です。色ごとに明るさも2種類から明るさ設定ができ、7色の自動切替設定にも対応しています。

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こちらは100mlタイプ

 

「連続モード」(常にon)と、「断続モード」(30秒ごとにon/offを繰り返す/100mlタイプのみ)または「タイマーモード」(60分、120分、180分後に自動停止/250mlタイプのみ)を選択可能です。

100mlタイプ
価格:7376円
サイズ: 約15.2 × 8.8cm
重さ: 約217g

250mlタイプ
価格:8240円
サイズ: 約13.8 × 13.2cm
重さ: 約276g


掃除機2種は、さすがバッテリーのアンカーともいうべき使用時間の長さです。継ぎ足し充電してもバッテリーがへたらないリチウムイオンを使っているというところがポイントですよね。

ひとつだけ毛色が違うオイルディフューザー。もしかすると、バッテリー技術を活かせる家電だけではなく、今後はさまざまな家電を展開していくという方向性を示しているのかもしれません。

次の動きに注目です。

(文/&GP編集部)

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